11月も中旬になりました。

近所の郵便局には毎年のこと、年賀状発売ののぼりがたっています。

また来年の年賀状のデザインとか頭を悩ます季節です。

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だが、この同じ時期に「喪中につき年末年始の ご挨拶ご遠慮申し上げます」という葉書も数枚届きました。これも毎年のことです。

そのうちに驚きの一枚がありました。

今から50年近く昔のことでしたが、大阪でお菓子の修行にて小さな和菓子屋に暮らしていました。

住み込みってやつです。

この当時絵描きのご夫婦と知り合ったのです。ちょうど私の親と同じような年齢でした。

私は絵は描かぬのに、弟子の絵描きさんに交じってよく伺いました。とても世話になったものです。

先生(ご主人)はだいぶ前に亡くなっていたんですが、その後もその奥さん宛に四十数年間鳥取の梨を送り続けていたんです。そして、流暢な字でお礼の葉書が届いていました。

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が、今年は娘さんからの電話でした。「母は動けないから変わって電話をしている。」と。

私、そうかと思い、元気を出すように葉書を書こうと思ってたんです。

そういえば去年も書こうとしてた。

だが先に昨日娘さんの名前で葉書が届きました。母が永眠したと。

若い頃、実の息子のようにとてもお世話になったんです。

その葉書を見て、どういえばいいのか。胸にある何冊かのノート?または小さな本?その一冊が最後のページが終わり、そして閉じられた。そんな感触がありました。

11月の掲示板です。

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「転がる石に苔は生えない」

とある。「転石苔を生ぜず」なんだけど、どう思います?

いや、この意味きちんと分かります?

いいことなのか、悪いことなのか、よくわからない。つまり、石は転がるほうがいいのか、転がらないほうがいいのか。どっちなんでしょう。

調べたで。

もとはイギリスのことわざらしいです。

A rolling stone gathers no moss.

だそうで、<職業や住まいを何度も変えるような人は成功できない>とのこと。

ところが、アメリカでは、<活動的にいつも動き回っている人は能力を錆びつかせない>だと。

なんとも、国が変われば意味変わる、です。

類語として、「度々植える木は根が張らない」「使っている鍬は光る」「流れる水は腐らず」なんてのがありました。

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どうもヒラリー・クリントさんたち民主党には、いや、一部共和党にも苔が付いていたようです。

今日は月に一度の診療日。

血液検査もして、その後薬局のテレビで知ったのです。

アメリカ大統領にクリントではなくトランプだと。

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なんなんだ?ですよ。

よぽどアメリカの国民は「今」に不満を感じてるらしい。が、トランプだとはなぁ。

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ラジオもずっと大統領選挙の様子を流していましたが、そう、まるで国内のニュースのように。

日本にはどんな影響が及ぶのか?

世界にどんな影響が出てくるんだろう?

そんな不安を感じさせる今日です。

まぁ鳥取の菓子屋がどうのこうのと言ったとて、何がどうのと変わるわけないのです。

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でもなぁ、大統領がクリントかトランプかではこの鳥取の菓子屋にも影響が無いわけにはいかない。と、思うんです。

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で、まぁ、いろいろ聞いてると、おかしなのは、こんな下品なおっさんが大統領候補になろうなんて思わなかったんですが、最近の報道でわかったのは、白人の中間層が没落してしまったとのこと。

その不満がトランプを推すことになったらしい。

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で、クリントは特権階級だとのこと。そりゃぁそうだわなぁ。だって旦那は元大統領だけえなぁ。

クリントを嫌う人は、トランプを推し、トランプを嫌う人はクリントを推す。

悪いけどばかみたい。

勝海舟や福沢諭吉、龍馬が憬れた民主主義はどうなったんだい?

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ワシ考えるに、トランプの現在の嫁。あれがファーストレディになったとしたら、これ、どう思う。

品がない。

アメリカは終わりだで。そう思うんです。

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アメリカは病んでいる、行きづまっているんでしょう。

日本はどうなる?次は日本だで。

身近から考えないけんで。

 

 

 

大女将専用の新車を購入いたしました。

無エンジン、1段マニュアルミッションで平均時速1キロ程の高級車です。

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この画像では女将がモデルとして登場していますが、あくまでも大女将専用車なのです。

そして和菓子です。

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きんとんで作りました。もうすぐに色合いがなるだろう久松山をイメージして作ったのです。

で、菓名を「久松山」でもええでなぁ。などと話していましたが、結局「秋の訪れ」となりました。

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これは毎年作っている「山茶花」です。雪平が原料です。

さらに弊店も4代にわたり通学した醇風小学校の二年生が工場見学に来ました。

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子供の質問は結構厳しいものもあるもんで、「どんな気持ちでふだんお菓子を作っていますか?」なんてあったんですが、考えるとかなり難しい。

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そんな、こんなで日は過ぎていきます。

そろそろ年賀状も考えなぁいけんわい。

 

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