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この旅行4日目、八日の朝、稚内です。

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ホテルからの眺めは雲が多い。予報では晴れのはずなんですがねぇ。

昨晩買ったおにぎりを朝食にして、血圧も測り、薬も飲んで、8時の稚内周遊の準備をしたんです。

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41年前宗谷本線車中でである夫婦と知り合ったんです。

我々と同じくらいの年齢かな。

で、その夫婦は南稚内で、我々に稚内の駅で待っていてくれとの言葉を残し降りたんです。

駅前で待っていると少し経ってからダイハツのフェローマックスが我々の前にやって来たんです。

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(宿の温泉のパスワード)

で、その後ろに我々は乗り込んだ。

これは狭い。特に私には超狭い。

この時もう夕方が近かったろうか、それにもかかわらず、なんと稚内周辺を案内してくれたんです。

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宗谷岬、氷雪の門とかは、この時に記憶に強く印刷されたものです。

このことがなかったら、今回の周遊はしてない。

IMG_3338このお二人にはいまだに年賀状を送っているし、もちろんお二人から住所が変わっても当方へも毎年送られてきます。

ただしお互い顔を見ても絶対にわからんと思う。

今回の旅行をきっかけに感謝のしるしとして弊店の商品を急がずに文章書いて送ろうと二人で話しています。

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これ現在の稚内駅です。

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駅前なんだけど昔とは全然違う。

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どう?違うで。

あ、後ろの山は同じだ!

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この山の上が稚内公園なんで、周遊の一つになっています。

ここに氷雪の門があるんです。

で、この写真の山が削られて何か工事をしてるんですが、最初土砂崩れ化と思ったものの、違うし、二人の合意した意見では、ロープウェーかケーブルカーができるんだと結論がでました。

また確かめに来るかな?

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これ面白い。昔はここまで線路があった。

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そのまま駅舎の中へ、そして現在の線路へつながります。

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宗谷バス。稚内周遊一人3、300円で、日本旅行の企画です。

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まず北防波堤ドームです。

風雪が、そして波がすごくて、それらを防ぐために造られたもののようです。

昔はその裏にソ連の弾痕があったと聞きましたが、どうなのか。

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海上保安庁の巡視船が泊まっていたので、一枚パチリです。

艦名が「れぶん」と書かれています。

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周遊の乗車客は9人だったかな。ものすご少ない。大型バスがもったいない。

この画像(上)が樺太で通信業務をしてた女性の方々、ソ連兵が迫って来たので薬を飲んで自殺した、このことで碑ができたんです。

このエピソードが氷雪の門かとずっと思ってたんです。で、その像。

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ところがこれは樺太の人々の思いを像にしたものだと今回知りました。

で、41年前にこの像はなんでか強烈な印象を我々夫婦に残しました。

稚内の話が出るとかならずこの像の話になるのです。

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観たのが夜だったからでしょうか。

とても大きな像で迫るような迫力だったと記憶していたんです。

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だが今回はそうでもなかった。

これは二度目ということもあるんでしょうが、我々夫婦が41年前とは違ってるんでしょう。

変わったのは我々だったのでしょう。

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横からも撮った。

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この像は42年間ずっと立っているわけです。

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これが由来。

悲劇は多く、戦争だで、なんでも。庶民が一番犠牲になります。

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これは昔に覚えがないが、この稚内公園にはあの南極物語のタローか、ジローかその像もある。

出来のいいブロンズです。

樺太犬を稚内で訓練したようです。

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犬は健気で可愛そうでなんともいえません。

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亡くなった犬たちの慰霊塔もありました。

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陳列してあった土産品。

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女将はソフトクリームが好きです。

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サハリンが樺太が見えます。

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次はノシャップ岬です。

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ここは昔行ってない。

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かもめと、

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タラバガニと、

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松山千春のポスターがあった。

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日御碕灯台につぐ二番目に高い灯台がここにある。

風雪時でもわかりやすいように紅白で塗られている。

日差しもきつくなってきた。

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このあたり、玄関が二重になっている。

さらに縁石にひっかき傷がある。雪掻き車のせいだと思う。

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稚内の町に再び入り宗谷岬へと走るんですが、ロシア語の看板がある。

さすが最北端だで。鳥取には個人の店ではまだ韓国語もない。ホテルにはある。

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これ稚内空港です。

昔帰りに、ここから丘珠空港まで飛んだんだったかな。

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出来たばかりの航空会社で、小さな飛行機でした。

13人乗りだったかな。

それでも客室乗務員がいた。

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宗谷岬を先っちょ目指してバスは走ります。

この地形が何万年か昔、氷河時代からの地形だそうだ。

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牧草です。

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牛もいた。この牛はなんとかブランドの肉牛だそうで、食べられるために生かされてる。

メスは生かされるが、オスは適当な時に肉になる。我々夫婦は丑年だが、なんとも真理がある事柄かもしれない。

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なんてなことを考えているうちに正真正銘の最北端に近づいてきた。

この画像はソ連によって撃墜された韓国航空機乗客の慰霊碑だそうだ。

この岬のレーダーが有様を捉えていたらしい。

ロシアっちゅうのはいけんで。この前はマレーシア航空機をウクライナの親露派が撃墜したしなぁ。

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で、ここから日本の最北端が見える。

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41年前はここには来たかったものの、あきらめていたんです。

だが連れて来てもらったわけですが、今回バスで回っても結構な道のりなんです。

その夫婦に送るのはやはり「因幡のくりまんじゅう」がいいかな。

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その最北端の搭をバックに観光客の記念撮影です。

搭は41年前と同じものなのなどうかと思う。

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いまやここは大観光地です。

昔はさみしい場所でした。

一軒あった土産物店によるとおじさんがハヤシライス食べてて、そこで木彫を買ったんです。

さらにオホーツクと日本海に同時に小便してやると、へへ、しちゃったんです。

コップ一杯の水を世界の海で混ぜて、またコップに注ぐと、もとのコップの一分子が存在するそうな。はは。

IMG_3538You Tubeに出ている千葉紘子の「宗谷岬」のスイッチも押したぞ。

「流氷溶けて 春風吹いて はまなす咲いて かもめも啼いて ‥‥」

You Tube そのままでした。

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樺太はすぐそこですよ。

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ここに近づくにしたがって女将は「ホタテ、帆立、ほたて、ホタテが食べたい。」呪文を唱えていました。

先に女将が注文して焼けたホタテを持って外に出た。私はいか焼きを注文し、焼くのを待ってて、食べるところを写真に撮ろうと外に出たら女将はホタテをもう食べ終わってた。

しかたがないのでいか焼きでかっこつけてシャッター押した。

ほたては450円だったか?いか焼きは300円だった。

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道路の向こうではホタテを貝殻からはがしていたんで、写真撮ってもいいですかと聞いたら、あまり気乗りしない様子で、それでも「ええで。」と言ってくれた。

IMG_3555最北端中の最北端でしょう。

日本の最北端でホタテを食べたわけです。

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この稚内牛乳を飲まんかったのが残念。

で、このころカメラの電池が少なくなったんです。

IMG_3570それで、昼前にはまた駅前に帰ってきました。

昨日の夜食事した駅前の店によって、今度は昼食食べるし、昨晩食べてるし充電させてくれるだろうと考えたんです。

すぐに充電させてくれた。でも昨晩来たのはここの奥さん覚えてなかった。

で、少し充電。でも足りない。これから礼文島行のフェリーに乗るわけで是非ともきちんと充電したいわけです。

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巡視船が動かずに停泊してる。

フェリーは15:30発だから、充電時間はたっぷりあるわけです。

IMG_3574フェリーターミナルの受付で頼んだんです。

若い女性でした。

一度事務室へ聞きにいって、次にはロビーへ出て来て、コンセントをを探してる。

「ほんとはいけないんですが、内緒でお願いします。」とのこと。

稚内は優しい人が多いんじゃないかと思う。

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昔のターミナルはこことは違ってたんじゃないかと思ったんですが、どうなのか。

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気がつけばロビーにはケイタイの充電器があった。

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鳥取で日本旅行を通して予約はしてたんですが、現地で乗船券と交換してくれとのことで、これがそう。

受付にいくと、帰りの分も準備できますよ、とのことで、鞄からまた引換券を持ってきて、そのあいだ、並んでいた客を「お待ちください。」とまたせたままでやってくれました。

想えばしっかりしたきれいな女性でした。

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二等船室です。

この船も昔とは大違いで、とても大きくなっています。

昔はせいぜい数台の車を積めば終わりでしたが、今回はでっかいですよ。

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こんなんだった。

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そしておおらかでもありました。

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礼文島行は今回もいい天気で揺れません。

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帰ってくる船もいます。

ハートランドフェリーというんだけど、41年昔はこんな洒落た名前じゃなかったと思うんだけどなぁ。

昔の名前は思い出せない。

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さて、ノシャップ岬のレーダー基地を左に見ながら港を出て行きます。

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ざっと二時間の船旅です。

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ほらこれが利尻富士です。

我々が礼文島へ行ったのが昭和49年だったんですが、同じ年だったかな国立公園になりたくさんの観光客が来るようになったようです。

結果島のホテルは割高ですし、その余波で稚内もほかの町、たとえば函館なんかより割高です。

最北端は割高なんです。

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この旅は天気に恵まれたようです。

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暑いくらいです。いや、陽の光の元ではの話ですが。

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カモメは人を恐れないです。

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こんな最北端にも外国の人が、それも一人でもやって来ます。

実際礼文島の宿では中国語の父子が泊まっていました。

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ついに着いた。これが礼文島の香深港です。

ここまで鳥取から2,400キロを超えます。

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これが乗って来た船ですが、バックの空を見てくださいよ。

これ以上の青空は無いと思うんです。

まぁ、紫外線は強そうですが。

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で、民宿の主人の運転で迎えのバンに乗り宿に到着。

風呂に入って、食事もして、サッポロビールのクラシック飲んで、さらに特別にこれまで避けていた日本酒、地酒を一本燗にしてもらって飲みました。

いや、昨晩稚内の店でも一本のんだゎ。

でこの民宿の酒も美味かったで、ほんに。

面白いのは松葉ガニが出てたんで、「これ、松葉だろう!」というと、「そりゃぁ、鳥取では松葉蟹だろうけど、こっちでもズワイガニだ。」との返事。間違いない。

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二階の窓から下を眺めていると、かもめとカラスが雲丹の取り合いをしてました。

最初カラスに取られ、すぐにかもめが一羽味方を連れてきて仕返ししてる場面です。

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最北の地は夜ともなれば寒く、大ぶとんに毛布まで準備してあり、さらに綿入れを身につけるんです。

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夏だのにだで。

日中はペットのお茶を三本くらい買い、夜は綿入れです。

今日のブログ長くなりましたねぇ、よくぞここまで観ていただきました。

明日はいよいよ41年前に泊まった元地というところへ行きます。

私たちの一番の目的地です。

「え?運休?‥‥だって札幌で特急サロベツに乗らないけんのに。」

それにジパング倶楽部で割引の切符を買っているわけで、払い戻しは大丈夫かと、待合室から見えていた小さな緑の窓口へ行って聞いたんです。

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払い戻しは小樽でも札幌でもできるというんで、まずは札幌へ急ぐことにしました。

駅前に青い屋根のバスターミナルがあるという。

すぐに窓口へ行き、聞くと札幌行はあるようですが、なんせ鳥取の人間は知らんし、慌ててるし、一般用の時刻表ではあるが、見やすいように折りたたんでいたその受付の女性が持っていたそれをもらい、もう一度確かめていると、やはり慌てている女将は「610円ですね?」と受付へ聞いてその時停まってたバスの方に歩きかけているんです。まぁ、結果そのバスだったんですがね。高速バスです。頻繁に札幌行は出てました。

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これがバスターミナル。

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このハップニングのおかげというか、札幌の町を見ることが出来ました。

あの時計台も見えたんです。

いやぁ、木造の時計台でした。写真と同じ。

で、札幌駅です。

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まず払い戻しの件で精算所へいくと、稚内までの全額精算は出来るけど小樽から札幌までの払い戻しはここでは出来ないとのこと。

稚内で出来るからとの言葉でした。

これは列車の中でも車掌さんに確かめたんです。出来るという。

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で、北海道の中心駅札幌ですが、まだ列車は動いてない。

だがここまでくれば安心です。

12:30PMの出発が遅れようと乗れるだろうと、まちがいなく稚内に行けるだろうと思えるんです。

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余裕が出来てきて、こんな画像も撮ったんです。

さらに鳥取には売ってないようなグレープジュースも買ったりとか。

結果は5分遅れで出発となりました。

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稚内18:10着、5時間40分の列車の旅です。

この日は移動距離410キロなんです。

待ち合わせも含めると7時間ほどのずっと座り続けの旅です。

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窓外の眺めは水田もあった。牧草地もあった。広いです。

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駅ごとのこの駅名の下にかならずサッポロビールのCMがしてあるんです。

さすがここは北海道です。

キリンやアサヒではないんです。

我々夫婦はサッポロ党ですからちょっとうれしいかな。

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で、北海道の中心にちかい旭川です。

黒い、ブラックのデザイン。

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ここでは自販機もコカ・コーラの赤をまとわず黒だったんです。ひょっとしてどの缶も黒かもしれない‥‥?

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道路の上へ矢印が付いてる。

これって道路の端を示しているようです。

冬の積雪に備えた設備だと思うんです。

実際稚内でも一時停止とかの標識がバスの客の目線の高さほどに設置してありました。

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名寄です。サッポロビールがちゃんと付いている。

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さらに瓦屋根がない。

みんな金属製のものです。想像するにあまりの寒さで瓦が割れるとか?割れぬまでも雪のために動いてしまうとか、そんなんじゃないかと思ったんです。

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畑も広い。日本じゃないみたい。

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観光PRも出来ています。

これって全座席に添付してあって、持ち帰り自由です。結構な費用だと思うんです。

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補強してある雰囲気もなかなかいいです。宗谷本線てな感じがしません?

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「オトイネップ」だで。北海道にしかない音のつながりです。

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白い大きな包み、これは牧草です。

冬に備えるためでしょうか。全部機械でするようです。

この辺りになると畑も目に入らず、ずっと牧草畑が続きます。

北なんですねぇ。

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これは北に来た女将です。

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ところでこの特急サロベツは特急ながら目一杯の警笛を鳴らしスピードをグンと落とします。

これを何度もするんです。

それでもちゃんと時刻は守る。たいしたもんですよ。

これは鹿、エゾ鹿が線路上に現れるからで、鹿に違反切符も切れず、仕方なしに列車のほうが遠慮するわけです。

こんなのって優しくていいじゃないかと思います。

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幌延と書きます。

サッポロビールの付いたほろのべです。

かなり来たんじゃない?てな感じのする宗谷本線の駅です。

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そのうち海が見えた。

ごっつい雲だで。先が心配。

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この南稚内は稚内の一つ手前の駅です。

もうじきだ。

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ホームにこんなのがある。

「最北端」が売りです。

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いやぁ、とりあえず着きましたよ、ここから先は線路がありません。

稚内です。鳥取からだと2,400キロ近くになるのかな。

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ホーム側からみた「最北端」。

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駅舎の中から見た「最北端」。

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でここの最北端のみどりの窓口で小樽、札幌間の払い戻しをしてもらったんです。

で、バス代は二人で1、220円だったんですが、払い戻しはジパング倶楽部で2割引きだったんですが、それでも1,280円だったと思う。

たしか60円得したと思ったから。

バスってのは長距離になると安いです。

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で、宿。

温泉付きで二人で13,000円ほど。素泊まりですが、夜9時にはサービスで醤油ラーメンが付くという、いい宿です。食べなかったですが。

さらに温泉に入ろうとすると扉に番号キーが付いている。

最初フロントで渡された紙片にナンバーが印刷されていて、その数字を入力せねば、扉が開かない。

聞けば無断入浴を防ぐためだとか。

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夜は一度外へ出て食べました。

このホテルはなかなかいいですよ。

きれいだし、温泉付きだし、歯ブラシでもいいのがついていたんです。

結局ここの、歯ブラシを持参でこの旅をつづけました。

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ボールペン一つとってみてもいままでにないいいものが置いてあって、さすがに「もらってもいいか?」とはよう聞かなかったです。

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6軒のホテルを利用しましたが、1番か2番目によいホテルでした。

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稚内の夜は更けて、温泉に入って、ビールを飲んで、そう、血圧測って寝たんです。

仁平さんはここの寝巻です。

これだったら廊下を歩いても浴衣ほどには抵抗がないと思う。

明日は8:00AMより稚内観光です。

鳥取は今日梅雨明けだそうで、35度を超えたようです。

光の強さがさすようです。

目に入る風景もクッキリカラーといった夏模様です。

さて、5日に鳥取を出発して、6日の夜21:50に小樽駅前着です。

夜だから41年ぶりの駅周辺ももう一つようわからん。

予約しているホテルを探す。

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駅近くのこのホテルは以前とは名前が違うんですが、かなり前、10数年前に4代目が一人旅をしたときに泊まったホテルだったんです。

そのまま改修もしていなかったわけではないと思うけど、狭い、古い、きれいでない、安いといった、まぁ、でも、ベッドはきれいでした。

夜は遅いし、早々に風呂に入って血圧測って寝ました。

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朝はゆっくりで、小樽発11:34です。

41年ぶりの小樽確かめの時間です。

荷物はホテルへ預かってもらって、まずは小樽運河です。

これって41年前にはぜんぜん有名ではないし、その時は30時間以上の乗船で早朝に小樽港へ着き、歩って駅までいったんです。

今回は逆方向で、駅から運河の方向へ歩っていきました。

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その時には石造りの建物とか、倉庫を目にし、これはええでと記念写真を撮りました。

DSC_0026これは41年前の倉庫です。

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そしてこのたびの別な倉庫の写真ですが、建物を利用してレストランとかになっている。

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ホテルを出ると昔風の建物がすぐに目に入るんです。

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この建物の前で写真撮ったんと違うか?と二人で言ってたら、若い夫婦が話しかけてきて、実は昔新婚でここに来て‥‥。と話す‥‥。

と、その若い嫁が「写真撮りましょうか?」「じゃぁ、お願いします。」と撮っってもらったのが次の写真です。

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まぁ、鳥取に帰って昔の写真と照らし合わせるとどうも違った建物だったようです。

で、昔の建物をグーグルアースで探すも、、ないんです。

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中央通りを歩くと運河まではわかりやすい道なので、まずは現代小樽の観光です。

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あるんですねぇ、歴史的な建物が。

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建物だけで観光地になれますよ。

でもきっとこれまでに古い建物を開発の名のものに、たくさん壊したんじゃないかと思います。

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それでも石造りだから残ったんでしょうねぇ。

鳥取も明治の初めから、いや、江戸時代から石で道路も、建物も作っておけばよかったのにねぇ。

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これこれ。これって鳥取の山白川の通りに似ていると思いませんか?

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「仁風閣」風の建物が居酒屋さんとかになっています。

なんか贅沢です。

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こういう石の倉庫を歩っていると、今は運河が近いと思うんですが、昔はそうは頭が回らなかったんです。

でも写真は撮ったんです。

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どうよ?これって倉庫だと思いません?

運河はたぶんこの奥なんですよ。もっとも雑草ぼうぼうの川があるだけだとは思うんですが。

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で、運河です。

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どうだ、これが有名な小樽運河だで。

都はるみの歌にもある運河だで。

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もっと長いもんだと思ってたら、違ってた。

そんなに長くはなかったんです。

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で、どうやら世界各地から観光客が集まって来てるんです。

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特に中国語が頻繁に耳に入りました。

中国パワーはすごいですよ。ほんに元気なゎ。

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で、昔と同じくここから駅方向へ歩っていくことになります。

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似たような建物はけっこうありますです。

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で、41年前は早朝小樽へ着いたもので、とぼとぼ歩き、商店街を通ったんです。

腹はへっているし、食べ物屋を探したんですが、朝早いのでなかなか無かった。

一軒のめしやのような小さな店でおばさんが開店の準備をしてて、そこでやっと朝食を食べることができたんです。

鳥取から来たと告げると炊きたてのご飯を大盛りでつけてくれました。

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だが、この商店街もわからん。

二つの商店街を歩ったが、皆目わからんのです。

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なんでもいいから一つくらいなんかがあればと思うものの、ないで。

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そりゃそうだわなぁ。

41年まえのめしやのおばさんが、また飯食べさしてくれたら、これは妖怪だで。

我々も孫のある歳になってるしねぇ。

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で、最後は小樽駅です。

かって駅から町の方を見て写真撮ったのです。

ひょとしたらなにか雰囲気でも通ずるものがあるかもしれないと、41年前と同じような場所からシャッターを押したんです。

まず昔のもの。

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バス停がたくさんあったんです。

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どう?ぜ〜んぜん違う。

これが41年というものですよ。

で昼食用に列車で食べるために、駅のインストアベーカリーでパンを買って札幌、そして稚内行への準備万端整えて、待合室の椅子に腰かけていたんです。

そのとき、

「JRご利用のお客様へお伝え申し上げます。さきほど千歳線の平和駅で人身事故があり、各列車が運休しております。復旧のめどはたっておりません。お急ぎの方は駅員へお確かめの上バス等のお乗り換えをお考えください。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。」と駅構内に響いたのです。

 

 

台風11号あまり風としては鳥取に影響を及ぼさなかったようです。

さて、小樽行きのフェリーです。

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360度どこを見ても空と海です。

することもなにもない。

こんな時間を持つのも大切かも知れない。

41年前の新婚旅行をたどってみよう、と同じ名前の船に乗り、礼文島へ行くのですが、一体なにが見えるのか?わかりません。

そして、もう一つは大湊。

49年前のインターハイで漕いだところです。

ここに当時一緒に行った仲間の内一人は亡くなって二人は都合が悪く、三人が集まります。

これもどういうことなのか?

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人一人にとって永い時間が経過しているわけです。

そうそう、昨日稚内から注文があったと記しましたが、女将が切り抜いていた新聞記事が突然に出て来たんです。

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それは41年前の鳥取市民レガッタのもので、なんと今回の3人と亡くなった先輩が漕ぎ手で記事となっているんです。

で、そのクルー名が「おおみなと」なんですよ。

なんかなぁ、運命感じるわけです。

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さて船の中で行き場はこの後ろのデッキだけです。

時速50キロを超えて航海しているので舷側のデッキは事故防止のために出られないとのことです。

以前には一番上の甲板にも出ることができたのにねぇ。

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ここの後部デッキまで私たちの船室から200メートルくらいあるのかな。

よく歩きました。

これが朝食後の9:00AM前です。

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皆何を想うのか?

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ひたすら空と海を眺めてる。

9:00AM過ぎ。

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我々はとりあえず船室に戻ったんです。

眠いんです。

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ホテルと同じようなツインの部屋で、廊下を出ればすぐにトイレという便利さです。

うつらうつらしたかな。

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また後部デッキに出るんです。200メートルほど歩って。

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すると、大勢の先客が出ているんです。

ここは新潟沖。

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同じ新日本海フェリーの持ち船の「あかしや」だったかな?我々と反対に舞鶴へと航行するのとすれ違いです。

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これはかっこいいですよ。

こちらが先に汽笛を鳴らし、いっときおいて向こうが汽笛で答えます。

情緒があります。

そのほか船内ではクイズがありました。

この船はどこで造られたとか、操船する部屋はなんていうのかとか、船内の方々に問題が貼ってありそれに答える簡単なものです。

船旅を飽きさせないための工夫です。

それをやってたら「あ、鳥取弁だ。」と横から声。

元自衛隊の人で、奥さんが智頭町出身だとか。

北海道が勤務だったそうで、ソ連に対しての部隊だったのでしょう。北海道はたいてい回ったとのことでした。

やさしい表情のひょっとしたら団塊の世代かもしれないです。

10:20AMになりました。

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ビンゴゲームもあったぞ。

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ハガキをもらった。

売店に同じものが売ってあって80円でした。

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部屋にかけてある絵。

結構いけてる。

今回どのホテルでも壁の絵はけっこうなものが掛けてありました。

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12:00過ぎても腹はへらない、海はあおい。

凪だし揺れない。

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我々の部屋がある5Fの一番前にある部屋を発見したんです。

自由に出入りできるんです。

ちょうど本でも持って入ればいいような雰囲気でした。

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これはトイレかな。自撮像。

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2:30PM頃、後部デッキに隣接したカフェ。

女将は乗船の時に割引券をもらっていたケーキとコーヒー。

私はたぬきそば。

あぶらげと天かすとたまごが入っていたが、たぬき云々はよくわからん。

きつねうどんはよくわかるんですよ。

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デッキに出れば、乗船客はもう、たいてい、することなしに、やっと、めいめいがその人らしくやっているんです。落ち着いた時間です。

さて、急いでいきます。あまりにも長くなるから。

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さて気がつけば島影。奥尻島です。16:03PMです。

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そして夕飯です。もちろん生ビールです。基本はセルフですが、当方どうすればわからんかったが、スタッフが注いでくれました。

やはりバイキングで女将はビーフカレーですが、これはトラックの運転手をはじめとして人気があるようで、大きな入れ物を交換していました。

いい味してました。

私はハンバーグです。カレーと同じようなソースで、これもいい味していました。

この食事はもう一度食べたいと思うんです。18:41PM。

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で、小樽が近し、が、、、えらい雲です。

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ま、とにかく着いた小樽です。

09:00PM前です。

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これが乗ってきた船です。

説明では新設計の船です。詳しくは長くなるからやめる。画像をクリックして、大きくして想像してください。

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同船は数時間後に引っ返すようです。

スタッフはよく働いていましたし、対応も丁寧でした。

また乗りたい、と今思います。

で、30分ほど待ってバスに乗り、いやぁ、これだとタクシーの方が金銭的にもよかったかもしれないが、とにかく小樽駅まで行って駅前のホテルへチェックインでした。

はは、結構運転の荒い若い運転手バスでした。

停留所のアナウンスは、はにかんだ感じの小さな声でしたが。

ま、無事に、とにかく着いたのです。

41年ぶりの小樽です。

鳥取を出たのが5日の日曜日の午後でした。

そして帰って来たのが12日の日曜日の午後8時前。暑かった。

そのあくる日にはセミの鳴き声を聞きました。いや、夜も鳴いていたかな。

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さて時は6日の午前0時過ぎ、真夜中です。

骨付きから揚げを肴にビールを飲んでいると、ん?なんかちょっと揺れ?

ひょっとして、とばかりに窓を見てもわかりにくい。

急ぎデッキに出てみると、船と岸壁の間に間が出来て海面が見える。

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とてもとても静かな出発です。

大きい船体ゆえ、また性能もよくなっているんでしょうねぇ。

少しは揺れた方が出発らしいのに、と思うくらいです。

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深夜にもかかわらず係りの人は仕事、そして別れの手を振ってくれました。

「あ、手を振っとんさるが、あはは、行ってきま〜す。」

そう、女将もそれに答えて手を振ります。手を振るのが好きな女ですねぇ。列車にも振ります。

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この出発を気がつかなかった乗客も多いのではないかと思います。

とても静かだったんです。

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で、部屋へ戻って、女将は今日の出来事の日記付けです。

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楽しい旅ができるようにと願いながらの日記でしょう。

そして私は血圧を測って寝ました。

この旅行の前に医者から薬をもらい始めて、血圧計を持参の旅なんです。

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外を覗くと、雲があるが、青空だで。4:50AM

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女将が覗いても青空だで。4:56AM

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覗きなおして、、、青空だが!ごっついええが!4:56AM

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5:39AMはもっとええ青空だが。

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6:36AMは、なんだ?雲だで。

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8:36AMはまた青空だが。

と、二人とも寝ていない。

そのうちに船内放送で朝食の知らせ。

顔を洗って朝食です。

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バイキング形式です。

一つ一つの値段が書いてあって、好きなものをトレーにとってその分を支払うのです。

なんといっても朝はみそ汁がうまいです。

そしてご飯もうまい。

昨晩はぶたまんだったから、いや、美味しいぶたまんでしたよ。

でもご飯にみそ汁はかくべつですよ。

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さてこれからは夜まで自由時間です。

何をしてもよし。

周りは海ばかりの一日が始まるのです。

空も青。

海も碧。

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ひたすら小樽を目指して進みます。

ところで、今日(16日)稚内のお店から注文がきました。

そう、稚内と言えば礼文島へのフェリーが発着するところです。

今回の旅行で何度かそのお店の前も夫婦で通ったのです。

なんともすんごい偶然ですよ。

稚内ですよ!

ワッカラナイもんですねぇ。

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