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店舗補佐たおちゃんが智頭町で大雪に捉えられて以来、今日元気に出勤してまいりました。

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本来なら昨日出勤のはずだったんですが、一緒に雪に閉じ込められていた長女が一昨日の夜に家に帰るとしばらくして泣き出したとのことで、昨日はずっと娘と一緒に家にいることにしたのです。

バスの中では普通にしてたのですが、やはり異常な状況に我慢していたのでしょう。

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で、今日は元気に学校に、次女は保育園に、そしてたおちゃんは出勤してきました。

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朝は凍みてた。

道路も通りにくかった。数台の車がスタックしたりで弊店も手伝っていました。

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天気自体は朝から青空で、雪があるからその反射で光が充満していました。

こういう空を見ると気持ちがいいもんですよ。

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太陽が当たると硬かった圧雪も緩んできました。そこら中からしずくの音が聞こえる。

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そんな一日でしたが、近くのい鋳物師橋(いもじばし)では通行止めにして、点検をしていた。

考えたらもうこの橋も還暦を過ぎているはずだ。

数日前に雪起こしの雷がえらく鳴っていた。そのあとに冬らしいものすごい強風だったので降るかと思ってたが、そうでもなく、今日になってやっと窓の外にひそかに降っている。大したことのない雪です。

とんどさんも終わり、正月らしい時も過ぎて次の季節の和菓子を作らねばならないわけです。

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蕗の薹です。春なんですよ、和菓子の世界では。もっともかなりずれることもありますけどもねぇ。

五月なんか粽を作るのに、絶対に笹はない。だから去年の葉を使います。要は新旧の暦が違うからです。

日本の自然に西洋の暦はあわない。

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これは鶯餅です。青きな粉を使うんですが、最近はいいものがない。それで普通のきな粉を混ぜて作ります。

これの作り立てはうまいです。毎年パートさんが楽しみにしています。

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練り切りの梅ではなく、じょうようまんじゅうの梅です。で、今回梅餡を使うはずだったんです。が、私が忘れていて、例年のごとくに小豆漉し餡を使ってしまったんですよ。はは、女将ににらまれた。

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これは季節の和菓子というわけではないですが、時々注文があるんです。そう、お祝いの時ですよ。

受ける注文には時に一枚(一箱)なんてときもある。そんなときである。鯛を木型で押しながら、「一枚も、十枚も手間は同じだけなぁ。一枚ってのはたいぎいで。」とつぶやいたんです。

すると店のほうから地獄耳が「十枚より一枚は楽だが!」と突っ込みを入れて来ました。

言葉通りだが、一枚も作らずに、口だけは達者である。

今年は元旦から少々暖かかったのが、昨日より雪降り多しです。雪起こしの雷も盛んに鳴ってたのがまさしく前触れでした。

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窓から眺める雪です。積もってはいない。

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積雪は少ないものの、温度は下がり、夜には風が強かった。

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音も、温度も、夜の車の通る凍った音も、すべてが冬になりました。

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ほらね、画像もそんな感じ。

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ただ、今日は少し青空が出たりして、あ、そうは言いながら、冬の感じですよ。

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で、買い物と、配達に行ってきました。

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そして猫はストーブから離れない。

「おいり」作りがはじまっております。

「おいり」ってのは四国にもあるんですよ。でも、名前は同じでも全然ちがうものです。

で、因幡のおいりです。

弊店が始めたのがざっと半世紀に少し足らないくらいの頃です。

いま鳥取での「おいり」に関し、一番の老舗です。もっとも家庭でずっと作られていたものですから、もっと古くから作っている家庭はあると思います。

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ずっと手作りで元のありようを素朴にやってます。

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いまや主になるのが四代目ほか若い世代です。

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去年四代目の都合が悪く私が変わってやってたら、昼休みの後、立てれなかった。腰がぜんぜんいうこときかなかった。

あんなの初めてだったですよ。頑張ったんですよ、わし。

だが、体がついてこなかった。

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まぁ、世代交代ですよ。どこにでもころがっている話ですって。

弊店の「炒り米おいり」は世界に唯一。オリジナルな逸品ですよ。ひな祭りに供えて、召し上がってもください。

あいかわらず忙しく、仕事は間に合わない。これじゃぁいけんが、どうすりゃぁええだいや?

朝起きると近所の屋根には薄く白いもの。この冷たいのも原因なのか。

今日は「ろっぽうやき」を焼くんですが、いや、焼いたのですが、腰痛。腰痛なんです。

中途半端な姿勢で一文字(焼く鉄板)に向かうのがいけんわけだけど、寒さも原因かなぁ。

去年の仕事の記録を見ると今年より切羽詰まったかっこうでたくさんの仕事をしている。やりとげているんです。

一年たつとおとろえたのでしょうか、体力が。

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腰痛が右足にも響いてきたで、痛みが。

途中で四代目が変わってくれてほっとしたんですけどねぇ。

ま、風呂でしっかりと温めたらよくなりました。上がってしばらくしたら、少しいけんけど、今ビール飲みながらこのブログを書いてる。

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さて表題の件ですが、今日の新聞にまたN先生の短歌が載っていました。

載ってる中ではいつも一番うまいように思うんです。もっとも、こう書いておいてほかの短歌を載せるわけにはいかない。

笑いつつ「どちらが先か」と語りゐし 妻も私もこの頃触れず

と、これが歌です。

まぁ、わし、何も言わない。わしら夫婦ももう高齢者だけぇなぁ。

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そういえばN先生は数年前に「年賀状はもうよう出さん」と知らせがあったんですが、今年は娘さんから返事の年賀状が来ていました。

あ、N先生は高校の時のクラブの顧問の先生です。さらに三年生の時には担任でもあったんです。インターハイで青森まで一緒に行きました。そんな先生です。

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