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油断です。 微妙なまんじゅうとはいいながら、失敗。 あきまへん。なさけない。                                                                                                         さらに苺使った菓子。 これもむずかしい。                                          ところがそんななか、今日、本が届きました。                                                                                                                                      「裏日本」文化ルネッサンス   という本です。 作者は、他の人と共著でありますが、昔一緒にボート漕いでたクラブのOBです。 こりゃあ読まにゃいけん。ほんと。 かって送ってきたのは「ヘーゲルにおける自由と近代性」というもので ちょっとなぁ‥‥ いやワシだってヘーゲルくらい一冊読んだわいな。 なんにも分らんかったということですわ。                                                                                                                                     そう、読んでみようという人はお知らせ下さい。 お世話します。 価格は2,730円。 まあ、私の顔で10%引きにはなろうというものです。
                                                                             わすれていましたが、そう、つらら物語の時にアップしようと考えていたのですが、忘れていました。氷柱です。小さな。                                                                                                                                                                                                                                  くりまんじゅうです。                                                                                     ご存知ですか? くりまんじゅうの表面。あのこげ茶の部分。 あれは卵の黄身にみりんを加えて刷毛で塗り、それをオーブンで焼きます。 そうするとおなじみの色が出てきます。 弊店ではこれを6回塗ります。乾いては塗り、さらにまた塗り、の作業です。                                                                                             結構な手間なんですが、食べる立場の人は、何も考えず、たいていぱくりとたべてしまいます。 そうですよ、これでいいんですよ。 でもなぁ、手間かけてんだって。 なんで、この値段?なんて気持ちも動くんですよ。 作る側と食べる側なんて昔からそうなんですよね。               いまに食べたら涙が出るようなおいしいお菓子造ってやる。ふん!!! それとは別に、                                      おいしいですよ。ホテイ堂の 因幡のくりまんじゅう。
                                                                                              三が日が過ぎ、少し落ち着いた頃。雪おこしが鳴り、雪が降る寒い頃。 毎年「おいり」の製造が始まります。 40年ほど昔です。弊店の初代店主(祖父)のところへ四方山話をしにこられていた、その時には年取ったと感じていたお菓子屋さんが 「わしはもうえらいけぇ、おいりはやめようと思っとりますだが。」との言葉。 若かった私はこれを耳にして、私が作ってもいいでしょうか?と聞くと、 「ええですわいな。つくりなんせえな。」との言葉。 これが最初です。 このお菓子屋さんほどの年に私も、いまや、どうもなっているようで‥‥‥‥あぁ。                                                                                             一つのお菓子を作り続けるというのはどうもなかなか大変で、長い間には色々ありましたが、現在は「炒米おいり」と「ぽん米おいり」を作っています。 あられを県外から仕入製造していますが、高価な原料です。 炒米のものはオリジナルです。知り合いの原料製造所と共同で開発しました。 ところで「おいり」は鳥取の東部から中部にある特殊なものですが、手で丸めたものは東部特有のものです。 ひな祭りに使われますが、江戸時代からでしょうか、きちんとは解りません。 製法は「おこし」と同じで、おこし自体は900年ごろの文献(その頃の辞書である和妙抄)にも現れます。 この因州ではいつごろから作られたのでしょう。                                                                                              これは、はっきりとは解りません。 ただ、われわれの記憶では各家庭であまった、またおひつについたごはんを乾かし糒(ほしいい)を作り、これを炒って飴をからめ、おやつとして食べていたようです。 鳥取ではひなまつりの供え、のち食べます。 この地方では潤いを残す鳥取のお菓子となっています。 そう、県外に住んでいる人にはとても懐かしいお菓子です。
                                                                                               これは店舗補佐たおちゃんがざっと一日かけて袋へ詰め、ラベルもこさえました。 もともとはこのおかきは四代目が県外から見出したもので、これがおいしいんです。どっかのえびせんじゃないけどとまらない。 で、販売することになりました。 さて、ネーミングです。                                                                                                              画像を見ていただきたい。 最初のもの。 「三福こつぶ」     これはまあ、順当だと思います。三種類の味が楽しめます。もともとの名前もこれに極めて近いです。ほとんど本名です。 「えびばっか」     単純。えびの味。えび味のおかきばかり。一種類のあじです。ですから えびばっかり から えびばっか です。 「おかきにマヨネーズ」  マヨネーズ風味のおかきです。最初マヨラーズなんて候補も出ていましたが、野球チームのようですので、これになりました。 「焼餅やきおかき」  文字通りです。かきもちを焼いたようないちばん素朴な、だからこそ飽きない、いくらでも食べてしまう味です。 「しえのピおかき 」  これは私のアイデアが採用されました。しは醤油。えはえび。のは海苔。ピはピーナツ。それぞれがはいって四種類のその味です。                                                                                                  さーて皆様に喜んで購入していただきたい。鳥取には、どうでしょ、どこにも売ってないかもしれません。 さて、問題です。                                                        おかきとあられの違いは分りますか? また、おかきとは漢字でどう書くかわかりますか? 広辞苑調べたら、はっきりしませんが、ふーーーーん?と、思いました。 調べてみてください。答えは自ら捜すものです。
お米でお世話になっているTさんのお母さんの初七日とのことで先日ヘギの注文がはいりました。 ヘギの説明をしておかねばならないでしょう。 ヘギのもともとの意味は木を剥いだもの。いわばお皿の原点でしょう。実際むかしは木を圧縮して皿状にしてありました。 後はこれがちょうどスーパーのトレイの材質で同じく皿のよになっています。これは今でもあると思います。 このいわばお皿の上へ色々なお菓子を盛り、風呂敷のような紙で包みます。これを茶話会とかほかに人が集まるときにお茶菓子として配るのです。 弊店では、配られた人が、一度開くと再度は包みにくく持ち帰りがしにくいだろうと簡単な箱に変えています。ですがこのいわれでヘギといっています。 さて、注文がはいりました。 仏事に使うものです。 時は正月。 めでたい感じのものではやはり抵抗があります。                                                                                                 松でも竹でも梅でもないもの。でも正月のその材料でこしらえのできるもの。 結果、水仙にしました。 通常雪の中に花を表しますが、今陰暦では春なので薄緑の抹茶羊羹押し餡台(羊羹にうすく練りきり餡を貼り付けたもの)です。 しゃっきりとしてると思うのですがどうでしょうか。

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