» 2012 » 1月のブログ記事

今日は寒い日です。 さて店先にあるななかまどですよ。 知らんかったのが、葉の落ちよう。 9枚くらい葉が付いた小枝ごめ落ちるんですよ。 だから、もちろん落ちる準備ができたから落ちるんです。と、思う。 でも、落ちる葉と枝が思いのほか大きいです。                                                                                                普通葉の一枚が風にひらひらと落ちる。 これが一般的な落ち葉のありようです。 ところが、ななかまどはすぐ下に落ちる。 紅くなって、たよりなく、秋の終わりを告げるはかない落ち葉とは違います。 なんなのか? でもななかまどは精一杯自分のことを、まっとうにやっているんですよ。                                                          このななかまど、 今年急に大きく伸びました。 二倍以上に背丈がなったのです。 夏に、見る間、見る間に伸びたんです。 びっくりしながら、「え?おい。ごっつい伸びたで!なんだいや!」と言ってたんです。                                                                                                              今は紅い葉と紅い実を枝に残し寒気の中風に揺られています。 女将はまた明日の朝、パサリと落ちた葉と小枝の掃除です。 でも紅い実はきれいですよ。                                                                                                                                                                                                                            
年末か?正月か? BSのNHKでやってました。 見たんです。 見たのをきっかけに本を買おうと思いBOOK OFFに行くものの、テレビで放映されれば買う人多く一冊も棚にありません。 以前はあったんですがね。 原作は司馬遼太郎さんです。 本名福田定一さんです。 なんか、ペンネームとのイメージが違う。 さて、「坂の上の雲」の最初のナレーションがとても魅力がありました。 これを記します。 BGMがないのが残念です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              まことに小さな国が、開花期を迎えようとしている。  小さなといえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。  産業といえば農業しかなく、人材といえば三百年の間読書階級であった旧士族しかなかった。  明治維新によって日本人は初めて近代的な「国家」 というものをもった。  だれもが「国民」になった。  不慣れながら「国民」になった日本人たちは日本史上の最初の経験者としてその新鮮さに昂揚した。  この痛々しいばかりの昂揚が分らなければこの段階の歴史は分らない。  社会のどういう階層のどういう家の子でも、ある一定の資格をとるために、必要な記憶力と根気さえあれば、博士にも官吏にも軍人にもなりえた。  この時代の明るさは、こういう楽天主義から来ている。  今から思えば実にこっけいなことに、米と絹のほかに主要産業のないこの国家の連中が、ヨーロッパ先進国と同じ海軍を持とうとした。  陸軍も同じである。  財政の成り立つはずがない。  が、ともかくも、近代国家を作り上げようというのは、もともと、維新成立の大目的であったし、維新後の新国民達の少年のような希望であった。  この物語は、その小さな国がヨーロッパにおける最も古い大国のひとつ、ロシアと対決しどのように振舞ったかという物語である。  主人公は、あるいはこの時代の小さな日本人ということになるかもしれない。  ともかくも、我々は三人の人物の後を追わねばならない。  四国は伊予松山に三人の男がいた。  この古い城下町に生まれた秋山真之は、日露戦争が起きるにあたって、勝利は不可能といわれたバルチック艦隊を滅ぼすにいたる作戦をたて、それを施した。  その兄の秋山好古は、日本の騎兵を育成し、史上最強の騎兵といわれるコサック師団を破るという奇跡を遂げた。  もう一人は、俳句、短歌といった日本の古い短詩形に新風を入れてその中興の祖たなった、俳人正岡子規である。  彼らは明治という時代人の体質で、前をのみ見つめながら歩く。  登っていく坂の上の青い天に、もし一条の白い雲が輝いているとすれば、それのみを見つめて坂を登っていくであろう。                                                                  なんかいいと思いません? この後に日本人は傲慢になっていくのですが、まだ素朴な時代です。 いつごろだったか、かなり昔に、年末か正月にNHKテレビで、司馬さんが真っ白な髪をして、ロイド眼鏡で様々な日本のことを評するのを見るのが楽しみだったことを思い出します。 もっと我々に残しておいてほしかった。 ずっと、そんな気持でいます。

今日はこの連休を利用して里帰りしていた妹達がまた都会へと帰っていきました。

我が家ではこの数日は実質の正月といえます。

特に大女将はそうです。

大女将は、普段は自分の食事しか作らぬ朝ですが、まがった腰に鞭打って同じ屋根の下の住人すべてににブレックファストを作ります。

仕事とは隣人のためにすることなんです。

さてぼやせんです。

今年最初のぼやせんです。

ゲゲ、全没でした。

近々の調子からいって一句くらいは、と思っていたものの甘かった。

常連の「三鷹のまこっちゃん」「カリント・イーストウッド」さんなんかが詠まれるのに鳥取は全没でした。

その句。葉書で投句したものです。

ラジオネームは「めざし」です。

オッ、お題は「プロ」と「せまる」です。

 板長の ちびた包丁 よく切れる  結局は 最後のところ 人の腕  学校は 関係ねぇよ この仕事  宅配が 瓦礫の中を 走ってた  こわかった ノストラダムスも すぎたけど  じんわりと 結婚せまる 三十路姫 です。                                                                                                   で、次はここ5週間連続入選の「国道9号」です。  ちょっとした あと一手間が プロの味  材料に 優しい人は 腕がいい  黙ってる いい腕してる 人はいい  失敗の 山を持つ人 腕がいい  散髪を する間もなくて 大晦日 これも没であります。 で、なんとかならんかと、次は「山陰本線」です。                                                   無口だが 作ったものが 物語る  キッチンは プロ使用だが 使うのはチン  正月が 過ぎたらすぐに 正月だ  会話無し 洗濯もせず まだ夫婦 以上ですが、何句送ったのか?                                                                                                                                     まあ、数送ればいいというものではありません。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       さて次回のぼやせん。 NHKラジオ第二放送土曜午後3時5分。 お題は「晴着」と「飲む」です。 鳥取の住人、また元住人はこぞって鳥取の名を全国へ響かせましょう。

                         

です。

さて、弊店大女将が手ずから作りたもうた、霊験あらたかなる辰のタペストリーです。

世界中どこにも販売してない超レアもの。

今年85歳になる卑弥呼、いや違ったウチの大女将が渾身の思いをこめた作品です。

どうぞ、画像をクリックし、パソコンの画面に拍手を打って、願いを思い浮かべてください。

お賽銭はいりません。

前代未聞の家内安全、空前絶後の無病息災、が得られるかも知れません???????

今年一年、登り龍のエネルギーがそなわるかもしれません???????

                    

                           

             

あ、言っときますよ。

願いというのは無になって、欲張らず‥‥?

????

願うこと自体が無じゃないわな。

 

ニュースで言っていたけど、今日築地の競りで269キロのまぐろが5,649万円だと。

どれくらい漁師に入るのか知らんけど、そりゃあ、このお父さん、きっと、英雄ですで。

でもこの次の漁は欲出さずに、安全第一でやってほしいものです。

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