» 2012 » 1月のブログ記事

今日は1月4日正月休みの最後の日。

雪ですよ、雷も鳴った。

久しぶりに散歩がどうのこうのと言ってましたが、なんと冬。

ひたすら部屋へ閉じこもっていました。

さて30日と31日の出来事です。

この二日間は生ものを作っていました。

これは二日前くらいにブログに載せました。

その前の29日に和菓子教室のMさん親子が来店し、正月用の生ものを少々指導してほしいとのことでした。

それで、30日の夕方にするか、ときまりました。

もともと一昨年の12月の和菓子教室でしたものでしから、難しいことはない。

ちょいと教えればそれでOKです。

ちょうど干支の辰を作ってたんで娘のNちゃんへ作ってみるかと問うと、にこっと笑いました。

で、こうこう、こうだが、とNちゃんはやった。

完成したときの青空が広がったときのような笑顔。

お母さんは走ってケイタイを取りに行き、辰を掲げたNちゃんをカシャ!カシャ!と撮っていました。

こんな笑顔に私は支えられているんです。

さて31日の大晦日。

工場の床もホースで水を流しながら、デッキブラシでガシガシと磨き、

汗ばんだ体で「おう、終わったわい。」と思ってたら、お客様。

知り合いのMさんでした。

この年最後のお客様です。

というより、この日、この時間はもう客ではない、そんな両方の感覚。

 

そして、この年は暮れていきました。

                            

 

 

NHKラジオ第一放送午後3時5分、土曜日放送です。 今日二つ目のブログです。 お題は「欲」と「終える」です。 私応募たくさんしましたで。 全国放送で鳥取と言ってほしいから。 幸いにも、もう一人入選者がありました。 めでたや、めでたや。です。                                                  まず葉書で投句したもの。 ラジオネームは「めざし」です。  飛行機の キャンディ二つ ポケットに  ウチの寺 外車二台に 派手な妻  なんで こう 和尚ギラギラ 太ってる  歯の治療 終えた日妻と 居酒屋へ  仕事終え 妻の笑顔の 大晦日  と、まあ、これが正規軍ですが、全部敗退でした。                                                                                             次は「国道9号」です。 今回を含め5週連続入選のゲリラです。  ウチの父 プロのカメラは 持っている これが入選です。 さらに没句は、  お菊さん 二百十六 除夜の鐘  葬式に 和尚七人 経をあげ  口に入れ ポケットに入れ 両手にも となる訳ですが、これで終わらなかった。 ラジオネーム「山陰本線」が登場です。 没ですが。  つぎこんだ 一回勝った ばっかりに  これって紙屋の馬鹿息子がいましたよね。  じいちゃんは 巻き寿司の端 選んでた  じいちゃんは 裏の畑は ポチと行く  ケチじいさん だまって寄付を 続けてた  無料だと 猫も杓子も やって来る と、まあ、こんなとこです。 次回のお題は「プロ」と「せまる」です。

                                                            

上生の菓子ですが、かなり長い間、正月といえば、

「これと、これ。」と定番化してました。

ところが今年は違う。

何ゆえか、いままでのままではいかん。

脳を歳とらしてはいかんぞ。

工夫、発展、創造が大切だ!

こう思ったのです。

これまでの「ウチのは地味なだが。」との女将の言葉に反発もしたかもしれません。脳が。

で、松竹梅。

 松。

まあ、これは定番に金箔を施しただけ。

たいしたことありませんよ。脳はまだしわが少ない。

金箔はすごいですよ。

なんにでもあっちゃう。

竹。

ここから変わってきたんです。しわが増えてきた。

鹿の子。

これまでより笹を小さくして、なんと紅い羽子板!

そして、金箔。

一般受けするデザインですよ。

けっこう派手!

梅。

初梅です。

うぐいすを乗せました。そしてまたもや金箔。

この梅はもともと完成度が高く、これに、どう、工夫をするのか?と、、、、やってみた。

こりゃあ、素人受けするで!と、思う。

おまけにもうひとつは、辰。

辰年です。

これには金箔やめました。

辰が金に負けたらいけんがな。とやめました。

あ、でも工夫があるんです。

白のぼかしですが、あとづけのぼかしです。

なんか、雲みたいにも見えるんです。

                             

まあ、どれもこれも、人によっては一口でぱくりと食べる人もあるんで、

そんな様子をみると作り手の職人としては、えらくがっかりしますわね。

                                                                

明けましておめでとうございます。

私の歳になりますと、師走といわず年がら年中年の瀬のようなものですが、不思議と正月というとなにか落ち着きます。

店が四日まで休み、というのが気持にゆとりを持たせるのでしょうか。

さて、今日で501回目のブログです。

これもひとえに数多くないファンのみなさまが、指先でピコンと日々クリックしていただいたおかげです。

この多くない複数の「ピコン」に励まされて、今日500回を越えプラス1のブログを記しています。

まことにありがとうございます。 

みなさまの指先のおかげです。

さて、いつまで続くのか、はたまた終わるのかも知れぬブログではありますが、それまでは何卒指先にわずかの力を加え続けてていただきたくお願い申し上げます。         

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