» 2016 » 10月のブログ記事

二三日前の新聞に載っていたことです。

各地方で議員の政務調査費の開示請求が行われたのに対し、議会事務局側から議員側へ、請求があったこと、さらに請求者の名前も伝えられた事案が7件あったとありました。

中には教えられて、そのあとで領収書を訂正した議員もあったとのこと。

なんともです。地方の狭い社会で力をお持ちの議員先生方へ、請求のことが知らされれば請求者への不都合なこともおころうというものです。事務局の人間は行政の役人です。市民なり県民なりの利を図るのが仕事です。

が、現実はそうでないところがありました。情けないですねぇ。

しかし、もう一つ心配するのは、公務員というのは地方においては高学歴の人たちの集まる場です。

ところがその知識をもっているはずの公務員がこの調子だから、我々庶民はそんなこと問題にもしない人も多いかもしれない。

なんか、議会の野党の先生方には頑張っていただきたいと思う限りです。

と、いうより、庶民が生活の場を基本に考えて、おかしいことは問題にしなければいけない。

と、思うんです。

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さて本来のこのブログ、菓子店の話題です。

「食イナンシェ」です。フィナンシェなんです。この製品は。

店舗補佐たおちゃんの作品です。

柿とリンゴを使っているんです。

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きっかけは最初河原町の西条柿を利用すべく始まったんですが、なんとも、鳥取市河原支所にも行ったりしたんですが、あれまぁ、といったありようで、結果八頭町の西条柿を使っています。

そして、あと一種類、アップルリザーブなんですが、これはまだ地元のものは使えていません。

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フィナンシェが「食イナンシェ」とはわかるでしょう?

ところがこの前知ったんですが、倉吉に「きなんしぇえ」だったかな?そんなフィナンシェがあるんです。

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同じような発想で名付けられたもののようです。いやはや、少し笑っちゃう。さらに同じような味でした。

ふーむ・・・・・・<&%$$#”ですねぇ。

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デザインは鳥取の知り合いでもあるデザイナーの娘さんに、あ、この娘さんもデザイナーですよ。

そう、頼みました。予算の大部分はこのデザイン、ならびに印刷で消えました。

ま、一度お買い求め下さいませ。

谷口ジローさんの漫画を読んで、漱石の次は森林太郎、すなわち鷗外です。

生まれは1862年文久2年ですから、もう京都では勤皇の志士で賑やかだったと思います。

が、津和野は静かだったのかな。そう、津和野で生まれました。

この人も頭いいですよ。軍医総監だそうな。偉い人です。

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に出て勉強し、ドイツにも行って勉強し、だが、ドイツで恋をしながらも、日本的な家の都合でその人とは成就せんかった。女の人は日本まで来たのになぁ。とにッ!

その後寂しかったに違いない。だから外の鷗なんだろうかな?そして出世はしたんです。

「ファウスト」を訳してる。自らに照らし合わせたんでしょうか。

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おもしろいのは風呂に入らなかったそうな。医者だのにねぇ。宮本武蔵みたいです。もっとも体を清める作法は独自に持っていて、きちんと体を清めてはいた。

この人も漱石と同じく神経症のところがあったようで、特に細菌を知ってからはこれを怖がったそうです。

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また、正岡子規とも会っているんですねぇ。ほんと日本の黎明期といえばいいのか?

日露戦争までの日本にはたくさんの人物が出てきます。

ワシはしかし、せいぜい司馬遼太郎の「坂の上の雲」くらいしか呼んでない。

幕末はよく読んだけどなぁ。

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で、この鷗外が書き残してる言葉に「学問の自由研究と、芸術の自由発展を妨げる国は栄えるはずがない。」とあります。

偉い人だで。

だがちょっとなぁと思うのは、二人目の奥さんとは18歳の差。若い奥さんだで。なぁ、いけんで。

ワシの年から18歳を引くと、ありゃ、おおかた50歳になるわい。はは、そんな差なんていまやどうでもええか。

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ところで、谷口ジローさんは鳥取商業の卒業です。

実家はどうも川端1丁目あたりらしいから、毎日のように学生服で自転車に乗り旧9号線を湖山まで通っていたに違いない。

ワシとは2歳違いなんで、同じころ同じ旧国道をボート部の練習で湖山池まで通ってた。

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まぁ、しかし、その数人のボート部員の中からは漫画家は一人としてでてこなかった。

阿蘇山で噴火ですねぇ。地震があって、台風が来て、次は噴火とは、熊本で被害にあわれた方、お見舞い申し上げます。

日本は、いや、地球はどうなっていくのでしょう。

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金之助とは漱石さんです。で、漱石とは変わり者とか、ぶつぶつ負け惜しみをいうような意味らしいです。

我々のイメージとしては大文学者であり、そういえば中学校の夏休みにはこの小説を読んでおくようにと宿題がでました。

読んだのか、読まなかったのか、覚えてないが、要は読んだとて、どういう意味があったのかわからんかったわけである。

たぶん宿題出した教師もわかってないのではないかと、今、思う。

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生まれは幕末で、江戸生まれ。

育つ頃は激動の明治維新の時代です。

イギリスに留学し東大の教師になって、高額の給料を得て、後、いまでも名を遺す小説家であれば、なんの悩みもなかろうに、と、考えていたものが、まったくそうでもない。

神経症だとは知っていたが、胃潰瘍とは知らなんだ。これが、大変な胃潰瘍。

死因も結局胃潰瘍ですよ。たいへんな吐血です。まあ、神経症とも関連があるのでしょうねぇ。

さらには本人自身漱石などというペンネームをつけるくらいだから、そうなんでしょう。

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人には生きてる以上安泰というのはないのかもしれません。そう、だから我々は神社へ出かけた時に「家内安全、無病息災」を願うわけですよ。

漱石も兄三人を結核で失い、末の娘も亡くしています。

ところで、鳥取出身の尾崎放哉は、なんと東京大学時代に漱石の授業を受けているんです。

放哉は俳句ですが、漱石も俳句をよくしてるんですよ。

司馬遼太郎の「坂の上の雲」にもありましたが、正岡子規とも仲がいい。

色々と才能があるんですねぇ。

だからしんどいんだ。

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次は石川啄木のこと記します。

 

妹が貸してくれた谷口ジローさんの漫画です。

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厚い本です。五冊を重ねると14センチにもなるんです。

一枚一枚の紙も厚い。

で、夏目漱石を中心に明治の時代が書いてある。

でも、今日はここまでです。

続く、です。

くたびれているんです。

ごめんなさいね。

台風18号は、ありがたいことに、予想と違って鳥取へは直撃せず、日本海を東へ駆け抜けていきました。

被害のある方々へは申し訳ないものの、あ、よかった!と安堵の気持ちです。

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ところで、NHKのBSでやっていましたが、アメリカでもごっついハリケーン発生しています。

マシューとか、そんな名前がついてましたが、風速が65メートルだったかな?

フロリダから東海岸を襲う、そう、日本で云えば台風ですよ。

で、サウカロライナの知事は逃げろとのたもうたのです。

そう、アメリカ式です。

160キロメートルくらいは逃げろとのこと。

さらに3日分の水、食料を準備せよとのことです。

テレビ画面には長い列の車が映ってた。

で、日本では、このたび竜巻もおこったようですが、どうするの?

頑丈な建物へ避難しろといってますが、そこの鍵は開いてるのかな?

さらに頑丈な建物とはどこなのかな?

どうも、鳥取も含めて対処が出来てない。

 

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