最近のなまものですが、まず「枇杷」だ。
練切で作ってある。さらに「麩まんじゅう」。
小麦粉をこねる時に、寒い冬なら大丈夫なんですが、暑い夏だと粘りが出るんですよ。これは小麦粉の中のグルテンが、あ、たんぱく質ですが、ガムのようになって一度延ばしてもまた縮んだりするんです。これを業界では「フがでる。」といいます。
こうなった生地では餡を包むことはできない。そのためにも薄力粉を使うわけです。
で、うどんなんかは強力粉と中力粉なんかを使って踏んづけて「コシ」を出すわけです。
このたんぱく質、グルテンを集めたのが吸い物に使う「麩」です。
さらにこのグルテンを利用して饅頭にしたのが「麩まんじゅう」となるわけです。
で、話は変わる。
父の日です。
先日息子と孫たちから電話がかかってた。まぁ、孫からいえば父ではないがグランド父ということになるか。それで送ってきたのが、そう、ウイスキーだで。
見たことは、もちろん飲んだこともないウイスキーだ。ビールは太るんで目下ハイボールをこさえて飲んでいる。だからありがたい。