先月の26日元自民党国会議員の野中広務氏が亡くなりました。92歳。
多くの議員には別段気にもしてないのだけれど、この人にはなにかずっと気になっていたものがあるんです。
それは自民党なのに憲法9条の改憲には反対だとの意見を持っていたからです。
自民党というのは改憲が目的のはず。がこの人はそうじゃなかった。
それで、ウイキペディアを調べてみたんです。
気骨のある人ですよ。これは。湾岸戦争の時には自衛隊派遣に反対。実際に戦争を知る人だからこその反戦ですよ。
「戦争がどれだけ深い傷跡を国内外に残したか、もっと謙虚にあの時代を検証してほしい。」と言葉を残してる。
重度身体障碍者の施設を運営してたりもしてますし、とにかくウイキペディアを読んでみてください。
さらにはもう一度憲法9条を読んでみてください。
野中氏は「政治家の役割は戦争をしないこと」と言っているんですが、さて、我々はどうしたらいいのだろうかと、思う。