今日昔からの知り合い、G銀行支店長が来店。で、少し話したんです。話題は地元のことばかり。

経済植民地となった日本の田舎のことばかりでした。

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あ、画像は今朝歩いた袋川土手です。もう葉桜となっています。

さて、午後に支店長と話し、時間は飛んで、風呂からあがって、テーブルをみればタウン誌というより、民間の鳥取県誌(?)が置いてある。

みると知り合いのパン屋さんのことが載ってるみたい。

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ここのK堂さんは、もう百年以上の歴史があります。古い古いパン屋さんですよ。

弊店も昔は売ってました、ここのパン。

が、今は昔とは違います。

スーパーにもここのパンは見かけない。

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だがここはここで独自の道を開拓しているようです。

真面目に、商品に愛情をもって製造しているさまが、文章からも垣間見えるのは、少し気分がいいものです。

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なにかしら社長とか、そのほか社会的な地位がある人ほど、けっこう卑しい人がいる現在の世の中で、気持ちのいいT社長です。

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なにかしら、鳥取に思いのある人が集まらないけんかもしれんで。今。

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奇麗な空気とか、きれいな水とか、たしかに都会と比べればそうなんだけど、眺めが奇麗かというとそうでもない。いや、海はきれいですよ。だが、海岸はごみが多いし、山に行く道路から眺める景色も、急に大型の黄色い建設機械なんかが置いてあったりして、こう、素朴な景色を守ろうといった気持ちは感じられない。

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なんのことはない、田舎で人が少なく、物も少ないから都会ほどのごみやら、物が、建物がすくないだけのような、そんな感じがします。

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景色を、自分の周りを大切にしようとする、統一的な企画というか、姿が見えません。

どれもバラバラですよ。どうも。

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オランダ、ドイツなんかはきれいです。緑も多く生活と林、そのほかの緑がなかよくなっています。だが、どれも人工的で、たぶんすべて開発しつくしたんでしょうねぇ。そこから反省し「今」を作ったんじゃないかと、そんな雰囲気がある。

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我々日本人は豊かな緑が多い「自然」に甘えているような、そんな気がする。

「あの戦争と日本人」著者は半藤一利さん。テレビでも歴史番組に解説者としてよく見た人ですよ。

IMG_9829で、あの戦争とは太平洋戦争または大東亜戦争のことです。まぁ読んでみてください。私らの知らぬことがたくさん書いてある。

そのなかでちょっと面白いことを拾い上げると、歴史が変わるときには四文字熟語が、筆者はさらに四文字七音といいますが、七音ではないのがけっこうあるので、ここでは四文字熟語とだけしておきます。

これが歴史の変換点にはよく登場すると云ってます。

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「政権交代」なんてのはそのまんま。さらに近くは「郵政改革」古くは「尊王攘夷」「尊王討幕」「公武合体」「大政奉還」「王政復古」明治になると「王政一新」「文明開化」「万機公論」「版籍奉還」「廃藩置県」「国民皆兵」「自由民権」「富国強兵」「臥薪嘗胆」これどう思います。

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これが昭和になると「天孫降臨」。これは焼酎の名前になっていたかな。「万世一系」「挙国一致」「祭政一致」とあって、聞きなれぬのもある。「天壌無窮」、これは天地極まりなし。永遠に続く大国家だそうな。

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そして昭和二十年前ごろを舞台にしたドラマをみて耳にしたのが「鬼畜米英」「七生報国」「八紘一宇」「一億玉砕」なんて熟語ですよ。

言葉自体はなんかかっこいいと思うんです。ところが言葉の裏にある実態は?

どうなんでしょうかねぇ。

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さらに、なんともいえぬ事実があります。その一部。

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太平洋戦争で亡くなった日本の戦闘員は陸軍が165万人。海軍が47万人だそうです。このうち広義の飢餓による死者の比率は70%だそうです。無茶苦茶です。飢餓ですよ。

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まだあるで。

このうち海軍の海没者は18万人とのこと。だが、陸軍は?なんとこれも18万人とのこと。思うに輸送船でやられたんだろうと思うんです。

作戦のずさんさが感じられます。

でもって、軍の偉い人はそうそう死なない。責任もとらない。

まぁ、読んでみてください。

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未だ日本は、あの戦争の反省をしてないんです。

なんと、また、発送を忘れた。しかも、以前そうであった送り先だ。そして同じように四代目が車で配達に行った。京都だ。

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朝出て、今午後七時前だが、まだ帰りの途中だ。先ほど電話してみると、湯村だとのこと。あと三十分ほどか?

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ワシは歯医者へいった。クリーニングと詰めたものが取れたので、その修復。こんどは明後日行かねばならない。

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いろいろあるもんだ。

 

今日はもう17日か、早いものです。たいていG寺の掲示板は、その月の初めのころには撮っているんです。で、ブログに載せるのはたいてい中旬頃。毎月載せています。

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G寺も、通りかかれば毎月かならず新しい言葉が、それも住職が独自に書いてる。やれそうでやれない。たいしたもんですよ。

今月は四月一日に撮ってるんです。

「ゆっくり歩くと 沢山の景色が 見えてくる」

まあそうだ。飛行機で行くと目的地には早く着くが、これはおもしろくない。ワシは列車を好む。もっといいのは、船。船はええで。ただし嵐の航海はごめんです。

さらには、どのような人生を歩もうが、ゆっくりはゆっくりで味があるというのかな。

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焦る必要はないか。

さらには壺にはいって、その壺の内側の世界がが大きく見えるのも、小さく見えるのも、その人の能力にかかっているということかな。

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さてさて来月はどんな言葉を載せるんだろう?

毎日ではないものの、やっと朝の散歩をやっているんです。で、14日の朝は疲れてもいるし、賀露海岸に出て、歩くというより、まぁ、天気もいいし、であれば海の色も奇麗だろうと、出かけたんです。当然少しは砂浜を歩くつもりなんです。

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で、賀露に着いて、まずは2キロ続く防波堤であるコンクリートの上を歩き、面白い波がありそうなところまで行ったんです。適当にシャッターを押していたんですが、どうも物足らない。

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防波堤から下りて、砂の上へ、そこはテトラポットがたくさんあって砂に埋もれていたんです。女将はさらに西のほうへ歩っていって、波打ち際やらで、なにか眺めてる。

私はもっと近くで波を撮りたいと、砂に埋もれたテトラポットの近くに歩ったんです。

えッ?????。

右手に持っていたカメラがテトラポットのコンクリートに硬い音をたててぶつかったんです。

「あ、こわれた!」と思ったんです。

で、胃のあたりまで砂に埋もれ、目の前には先ほどのコンクリートのテトラポットがあるんです。

「えっ、なに!?、砂からでなぁいけんが。なんだいや?」とにかくその穴からもとの位置へのがれたんです。次にはオンであったカメラのスイッチを切って、さらにまたオンにして、と、ズームレンズが引っ込んで、また出てきたので。目の前の海に向けてシャッターを押しました。

液晶にはちゃんと写ってる。

「オゥ!こわれてないがな!」と、大安心でした。

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なんのことはない、砂に埋もれたテトラポットの、目に見えるのとは違い、下のほうは波に洗われて砂がなくなり、ちょうど落とし穴のようになってたんです。いやぁ、あとになって怖かった。

千代川の海に交わるあたりには、やはりテトラポットが砂に埋もれたところがあり、危ないから、そこへは入らないようにと、看板があって、その記憶はあったんです。

だから、その意味は、頭では知っていたんです。

だが、頭と実際は違うわけで、はまったんですよ。これが子供だったら、これは怖い。

ぶつかったカメラは、その部分は塗料が剥げていた。

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ま、なんでもが、一寸(3センチ程)先は闇だし、極楽だで。

今日の散歩前、靴にえらく砂が入ってたので、何度も繰り返し砂を払って履き直し出かけました。

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