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雪が積もらぬせいか、忙しい。

そんななか作った正月の和菓子。

クリスマスの和菓子は25日までで、鉈で切ったようにイメージ変えて正月の商品とせねばなりません。

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「初梅」ですがわかりやすく鶯を添えています。

さらに金箔少々。

正月には金箔が似合うんです。

晴ればれの初春かなぁ。

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鹿の子ですが、これに去年から羽子板をあしらっています。

もっともいまや羽根つきをする女の子はいるのかな。

「若笹」です。

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この画像ではよく分からないですが、白馬のバックは青白の雲竜模様です。

かっこいいですよ。

12年前とは同じ木型を使いながらも色合いが違っています。

面白いものです。

菓銘は「午年」かな。

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定番です。

落着いた有様、きんとんの松です。初春だから「若松」です。

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桃山の「亀甲」とじょうようまんじゅうの「えくぼ」です。

えくぼは「福笑い」と菓銘をかえたりします。

めでたい御菓子です。

桃山生地で干支の午も焼いてみました。

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練切製のものより馬がはっきりしません。

でも、これはこれかな。

まだいろいろ作らにゃならん。

けっこうえらいで。

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この皿は廃業したすし屋さんからもらったものです。

高価な皿です。

大切に使わなゃならんで。

さて、来年もよろしくお願いします。

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これ、さるチラシ用に撮った写真です。

役人さんは今日が仕事納めだとのこと。

ええなぁ、零細はそうはいかんで。

和菓子教室ですよ。

また5人です。

師走は教室にはむかない。が、楽だし、余裕ありながらやれる。

とにかく和菓子をきっかけにして楽しんでもらえばいい。

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さて、常連組です。慣れてる。その楽しみ方もしっかりしています。

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この笑顔の女の子は弊店の長男の、幼稚園から高校まで幼馴染の娘です。

これは母親とうり二つです。

時代は変わっているんですよ。

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その息子だで。

めぐるめぐる~よ時代はめぐる、ですよ。

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題材はこの前と同じく「雪だるま」と「黄身しぐれ」ですよ。

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雪だるまが面白い。

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それぞれが個性が出てくるんです。

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こりゃぁきっと家へもって帰ったら賑やかになるんじゃないかと思うんです。

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ほんとは一個一個に名前をつけてほしかった、と思うんです。

まぁ、家族へ持って買えれば少しの幸せかな。

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批評しあってる。

もう友達かな?

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そうだよ、そのとき駐車場借りてた寿郵便局に御礼をまだしてなかったで、明日絶対せないけんが。

寒くなりましたねぇ。

さて、二手に分けて一回目の和菓子教室です。

今月7日に行いました。

と?  5名。

なんと先回の半分以下です。師走は和菓子教室には向かないと悟ったのです。

最初はね。

でも結果はよかったです。

ちゃんとやれるんです、教えることができる。

疲れないしね。

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雪だるまと黄身しぐれを作ったんです。

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皆さん楽しそうなんです。

そんな雰囲気のところから雪だるまも出来る。

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先月鳥取砂丘のこどもの国でやはり和菓子を作ったときに、そのこどもの天真爛漫さがこもった雪だるまには勝てなかったですが、その経験を伝えると、さあ、「芸術は爆発だ!」とばかりにスパークしたんです。

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ちゃんと松竹梅になっているんですよ。

本来正月の和菓子がテーマなんです。

菓銘は「早春」でいいかな。

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作るは、作る。個性が作る。

想像力っちゅうやつですよ。

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なんちゅうか和菓子の範疇をはみ出しているんじゃないかな?と感じたりするんですが、ええわい。と、思う。

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(デザインを考えてる。)

和菓子屋になるわけじゃなし、ボーダレスの時代だで。

日展の日本画だって洋画と変わらんで。

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これがグローバルな和菓子だで。

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と、がやがやと作ったんです。

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どちらかというと、こればかりに時間を使ってしまったんです。

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形がわかりやすいだけにつつきだすときりがない。

結局それぞれの雪だるまが出来るわけです。

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で、休憩は私が以前に試作した黄身しぐれを食べた。

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緊張がほぐれて幸せな笑顔です。

和菓子は人を幸せにするんです。

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さっき食べた黄身しぐれの味を一瞬思い出して、次へチャレンジです。

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こちらは深く考え、しずかに作ってる。

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カメラが気になるのかな?お母さん。

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急いで時間内になんとか出来た。

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ウチへ帰って家族と食べるのが楽しみといった笑顔です。

7日と21日に和菓子教室を予定してるんですが、その時の教材というか何を作ろうか、の試作をしたんです。

狙いは単純に正月に作ってもらおう、楽しい正月になればいいよなぁ、との、そのきっかけを和菓子で作れたらと考えたんです。

固いことは置いといて、とにかく楽しい正月和菓子です。

しかも家庭にあるような道具を使って作れる和菓子です。

まず、これ。

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雪だるまに松竹梅。

この抜き型は、ほら、にんじんを梅やら、桜やらよくある抜き型ですよ。

で、冬は雪だるま、それにめでたい松竹梅をコラボするとこうなった。

誰でも作れる、家族に「ほら!」と出せば笑い顔、ってな感じ。

そしてもう一つは黄身しぐれ。

はは、いままで作ったことなかった。

あまりにも有名なまんじゅうですよ。

それにやはり松竹梅をからめるんです。

松竹梅を雪だるまに付けるように考えた。

が、これが調子悪いんです。

形にならない。

だもんで、たとえば皿の上に黄身しぐれをおきます。

その横に松竹梅を配置すると、、、これが、いい感じ。なんですよ。

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どうですか?ちょっと気をきかして、黄身しぐれの割れたところから、たとえば緑の色が覗かれる。

そう、松を思わせる。そんな感じですよ。

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同様に梅。

はじめてにしてはいい出来ですよ。

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これでも時間が余るなら、生ものの「ザ・ワガシ」を作ろうと考えています。

さて、数少ないこのブログをご覧の皆様、特にもっと数少ない県外の皆様、この和菓子教室をきっかけにして鳥取へ来ませんか?

いまは蟹、松葉蟹の季節です。

冬の日本海も魅力あります。

参加者募集です。

ふふ、チャンスは前髪を掴め。ですよ。

この数年は和菓子教室が年に二回と、なんか定着しているおもむきがあります。

私としては、ほんとは毎週でもいいような感じを持っているんですがねぇ。

だって一線から、退いた私としては、これまで和菓子しかしてないんで、その普及というか、けっこう面白いものなんですよよ、と分からせたい。

そう思うからです。

で、今年の師走の和菓子教室です。

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これ、クリックして下さい。

内容がはっきりわかる。

さらにご参加下さい。

別に和菓子だけじゃないんだけど、嗜好品といわれるようなものは、作ってみるとけっこう潤うものです。

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