山本七平さんといえば、私の若い頃イザヤ・べンダサンの「日本人とユダヤ人」とか「日本教について」を呼んだんですが、このイザヤ・ベンダサンは七平さんだったんですねぇ。
で、今回「一下級将校の見た帝国陸軍」を呼んだんです。
ほら、日本の軍隊のリンチだとか、作戦のバカらしさとか、いろいろあるんですが、この本の言ってることは、その当時の問題が全くかたがついてないということです。
日本は太平洋戦争の反省をまるでしてないわけです。
よって、辻正信(ウイキペディアで調べてください。)なんかも、戦後国会議員になったりするわけですが、現代においても変な奴が議員やら、なんかの団体の長になっている。
戦争当時の将とつく偉い人たちが、自分の出世以外なんも考えてなかったとか、フィリピンへ行かされた七平さんの仕事は食料集めが重要なことだったとか、あまりにもばからしいことがいっぱい書いてある。
今も日露戦争以来の日本のいい気になりすぎが、バカらしさに繋がってるんだろうけど、現在も治ってない。
日本はどうも太平洋戦争当時のバカらしさをずっと抱えてる。
どうしたもんか?
とにかく「一下級将校の見た帝国陸軍」ていう本を読んでみてください。
そして、その後どうしたらいいのか?