» 2011 » 9月 » 6のブログ記事

                                                               先週の台風12号はなんなんですか? ものすごい雨。 特に奈良、和歌山の被害は大変です。 1,800ミリの豪雨とのことで考えられない。 ただ単に大きな容器を作っておけば降る雨だけでプールが出来てしまう。 これが川にすべて流れ込むんですよね。 むちゃくちゃですよ。                                                                            これも地球温暖化というやつでしょうね。 想定外という言葉がよく聞かれるようになりました。 想定外、想定外の繰り返しで単純に生きてるはずが、生きにくくなっているようです。                                                                   話は変わりますが、これも温暖化が原因の事柄です。 北極の白熊です。 以前から北極の氷が少なくなってるとのことです。 これは知っていたんです。だから白熊のドキュメントは見ないようにしてた‥。 でも4日の日曜日。見てしまいました。最後のほう15分くらいかな。                                                                                              雄の白熊でした。 ずっと泳いでた。泳ぎはうまいです。前足には小さな水かきがあるらしい。でも魚程はうまうないんですよ。 これって氷がなくなって、えさがとれないんですよね。 ナレーションは言っていましたが、体重は半分になっていたとのことでした。 大変飢えているんです。命にかかわるわけです。 で、ふだんは襲わないセイウチの子供をねらうんです。 セイウチって兵庫県のヒヨリヤマ水族館にいますが、大きな牙が2本。でっかい体で水槽の中を右に行ったり、左に行ったり、そのたびに少し充血した大きな目がこちらを無表情に眺めます。見ていて飽きない。 このセイウチたちは群れで子供を取り巻いて、白熊から守るんですよ。 白熊は必死にセイウチへ、自分より大きなセイウチへかぶさるように襲い掛かるんですが、その輪はくずせない。 それどころか、大きな2本の牙でたちむかってきます。 腹がへった白熊はしつこく食い下がるも、どうにもできないんです。 映像は、最後の一頭のセイウチを海へ逃がしてしまった白熊の姿。 そのあと、後ろ足をかばって歩くわびしい白熊の姿です。 どうやら左の後ろ足の付け根あたりを牙でやられたみたいで、たぶん血の色でしょう、白い毛の色が変わってた。                                                       そうなると、望遠レンズで獲ってる映像ですが、セイウチは逃げなくなるんですよ。 その群れの手前で力尽きたその白熊はゆっくりと体を丸めるように、体を横たえる映像です。 その顔が、あまりにも穏やかで、なんの後悔もなく、自然に、今夜は寝ようかといった表情でした。 ずっとこの表情と横たわる様子が頭から離れない。 おそらくそのままもう動くことが無い。 たんたんとした大変な自然さがあるんです。                                                                              

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