» 2011 » 9月 » 22のブログ記事

台風15号の影響下でも、明日は彼岸の中日です。 まあ一般の、特に若い人にとっては「休みだ。」くらいにしか考えてないのでしょう。                                                 わずかの小雨の朝6時過ぎ。 女将が「これから墓参りに行こうと思っとるだが。」との第一声。 運転手はワシ。 寺町にある光明寺です。浄土宗。 画像を見てください。 三つ葉葵ですよ。恐れ多くも徳川ですよ、松平ですよ。 きっと江戸時代には結構なお寺だったに違いない。 この日和尚夫婦に会ったのにいわれを聞けばよかった。 そうだ、家康は浄土宗です。またおおちだに神社にもこの三つ葉葵の幕が掛けてあります。                                                                                   朝に行くと人はいません。 墓を貸切です。 なんもならんですが‥‥。 途中和尚夫婦に会うのですが、いいですよ、この寺のご夫婦は。 とかくのくそ坊主と違い、「金」に執着が無い。 檀家としては助かっています。 奥さんがワシと高校の頃同級生だったと聞いているんだが、クラブばっかりで覚えてない。今、いい奥さんだのに。 さてウチの奥さんは昨日準備した花をそばにおいて、てきぱきと墓の掃除をし、その新聞紙から出した花をかざります。                                              というのも今にも雨が降りそう。                                                                                                                                                                                                                   画像は墓場の幽霊? いやいや、祖父、祖母、父、伯父さんの「藤田」の墓をきれいにし、花を飾り、次は先祖代々の墓に向かう女将ですよ。 このたくさんの花。 これは和尚が植えたものです。 けっこうマメです。                                                                                            帰り、喫茶店の「丸福」です。 もう何十年行ってないのか。 いやあ、昔々はそれなりに行っていました。 席も決まっていて、奥の階段の下。 これは、ほんと、さまざまな思い出がありますぞ。 もう店が開いている。 モーニングサービスか? 珈琲を好きな人にとっては朝の一杯は、こりゃあ答えられん感じがします。 赤信号で停まって車の時計は7時7分でした。                                                                    ここから東へまっすぐ進むと弊店があるのですが、この画像の通りは二階町。 江戸時代には二階建ての建物が多くあったのでこの町名です。 そう、風呂屋ですよ。 いや、今の話ではない。当時二階には湯女もいるわけで、酒もあるし、お茶もある。 まあ、スナック、バー? 遊び場かな。 ところが、因州の男も馬鹿だから、何度かその「女」をめぐって刃傷沙汰が‥‥。                                               怒った池田の殿様は 「馬鹿野郎!こんなことが幕府に知れてみいや。取り潰しになるがないや!!ほんにあほだわいや。あそこは早いとこぉ、廃止にせなぁいけんちゃ!」 とばかりに風呂屋を潰したそうな。 かわりに木工の職人をここに連れてきたのです。 で、この通りは家具屋さんが多かった。 多かったんですが、、、、、なかなか、持ちこたえられない。 少なくなりました。 時の流れです。                                           袋川は水量が増えていた。 ふだんは草むらの場所で、かもがなにかあさってる。 この川を渡ると弊店です。 さあ、朝ごはんです。

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