「おいり」製造が始まりました。
私は数年前から飴を絡めるのは引退してます。
混ぜ合わす力がなくなりましたねぇ。
ま、味は変わらずおいしいおいりです。
さて、津和野です。
津和野の駅前の通りを歩いて「ほらそこに病院があるが、そこを曲がればええだが。」とのことばにそこを山の方角へまがったのです。
観光地図を見ながら、女将のナビで踏切を渡り、上り坂を進むんですが、こんな教会がありました。
あ、女将は鳥取にいる時から山のほうに協会があるからそこに行きたい、との希望があったんです。
今、そこを目指しているわけです。
この教会ではないし、さらに上り坂。
と、看板があったんです。地図が、略図がかいてある。
目的の教会も書いてある。
それを見て「あんたぁ、これって道が違うと思わんか?」???。
ワシに聞くんです。
「違うんならもどろうや。」
もどったんです。踏切まで。
後ろを歩く女将が言うんです。
「その踏切の左に道があるだろう。」
ないのです。右しか。
どうもGPSは設置されてないようです。B型感ピューターですよ。
また、バックしました。上り坂。
横道へはいり、駅方向へ進路をとりました。
古い住宅の狭い道を歩くとすぐにつきあたり、右に別な踏切があったんです。
「そこの左に道があるか?」
今度はあった、線路沿いに駅方向への道です。
と、ありゃぁSL山口号だが。と構内に停車しているんですよ。
「よかったが。山口号が見えて。なぁ!」
そんな、別にSLを目的できたわけじゃないし、まぁ、しかし、目の前にあればシャッターも押したいし。
旅はよいものです。
なんでかディーゼル機関車が連結してある。
あとでわかったことですがSLの調子が悪かったらしい。
で、まだ歩くんです。
左を見ればお飾りです。
鳥取とは違うと気づいたのは女将です。
ちがうんですよ。
これが鳥取です。
違うで。
こういう違うところが文化なんでしょう。
鳥取だってSLはいくつか展示されてます。
動いてないけどねぇ。
津和野では動いてる。
この違いですよ。
で、右はSLで、左はお寺。
そのお寺に添うて上り坂があるんです。
これだ、これに違いないと口には出さず、静かな確信があったんです。
だから、その寺を右に見るように左へと坂を上り始めました。
つづく。