「鏡が成」で少し時間を使い、缶コーヒーも飲んで、さぁ、出発だ。
このとき、引き返すか?そのまま行くか?迷ったんです。
引き返してもかなりの距離があるんです。
でもそのまま行けば、ようわからんが、蒜山を通って少々岡山に入る程度だろうと、瀬戸内海までは行かんしなぁ、と。
で、軽快に車は走ったんです。
すると、ん?展望台とある。
少し上ると、いやぁ、たくさんの人です。
ここって大山がよく見える有名な展望台ですよ。
ただ名前は知らない。なんて読むのか?「鬼女台」とある。
どうよ?また得しちゃった。大山だで。
西日本一の山を目指してバイクもたくさん来てます。
ところで、ここに休憩所があるんです。いろいろ売ってる。大福もある、野菜、果物もある、牛乳もある、芋、パンといろいろです。
女将は「あ、安いが!」とばかりに車に乗せているバッグから財布を取り出し、買ってる。
ジャージー牛乳、芋、トマトと、近所の八百屋で買ってるような雰囲気ですよ。
その間に私はトイレ。
ここって標高がかなり高いので水道などないが、雨水をためて役立てているようです。
さらに車は走る。
途中客引きまでいるジンギスカン、要するに焼き肉のレストランがあってたくさん車が停まってた。
でもそんなのは好まないので、その後にあった「そばや」へ寄ったんです。
で「蒜山そば」を食べた、二人とも。
まぁ、普通の味でした。
大山そばで作ってるのか、どうなのか。
「蒜山高原センター」もあったでよ。車いっぱいでした。
で、岡山にはいり、その証拠にまだ鳥取にはないセブンイレブンがあったんです。
けっこう田舎なんですが、コンビニはどこにもある。
昔のよろづやですよ。
実に便利な店です。
で、鳥取方面へハンドルを切るんですが、すぐに倉吉市です。
りっぱな道路が続くんですが、今度は道の駅があったんです。
で、ここにもいろんな野菜を売ってるんで、さらに女将はタケノコなんかも買って、その間に私はトイレ。
ここを下っていくとまた関金なんですが、もう温泉は入らなくてもいいということになり、倉吉でフランスパンを買って帰りました。
6時間のドライブでした。
関金温泉の湯に入るつもりが、とんでもないドライブになり、ざっと180キロくらい走ったと思います。
あとでわかるんですが、「鏡が成」にあるホテルのような建物は国民宿舎で「奥大山」といい、日帰り入浴もあるとのことで、その水はなんと「奥大山の水」だそうな。
弊店も小豆を炊いたりするときに使う水ですよ。
いやぁ贅沢です。なんとかこの風呂には入ってみたいものです。