この長い名前のホテルは桜島と錦江湾がよく見える海側で、しかもよき眺めが出来る7階を用意して待っててくれました。感謝ですよ。
この旅行の大きな目的に桜島と錦江湾を眺めながらビールで乾杯というのがあります。ほんとは高校の時のクラブの連中と乾杯したかったんですが、まぁ、なかなかそれぞれに都合もあり無理です。で、我々夫婦だけの乾杯となったわけです。
6階にビールの自販機があるというので小銭をもって買いに行きました。酎ハイも買ったぞ。
はい、これがその乾杯です。まぁ、桜島にかかる雲が晴れたらもっと決まっていたに違いない。
続いて食事の宴と進行していきます。
女将は天丼の小どんぶりを選びました。こちらの「人気一番」のシールが貼ってある同じく小どんぶりのカツどんにも興味を示し、てんぷら一つとカツ一切れを交換し、さらには私が酒の肴にと買ってたさつまあげにも箸をのばしました。
「あっ、これおいしいが!ほんと、おいしいで!これ土産にもっと買って帰れたらええのになぁ。」とのお言葉。
買うときには、「あまり食べたくない」と言っていたが、どうも女の言葉は信用できない。
気になるのは天候です。
南の方はけっこういい天気だ。
天気予報なんて全国同じようにやってるだろうと思ってたが、なんと、ここ鹿児島では火山情報も画面に流される。「え?ほんとぉ!」てな感じ。
桜島だけではなく火山が多い。
で、このときだったか、JRの様子を見てみると、なんと次の日11日に行く予定の肥薩線が雨で運転見送り、となっている。まぁ行けるとこまで行ってみよう。と覚悟をきめました。
血圧測りながらの旅、三日目ですが普段飲まないビールを毎晩飲んで、そのせいか、血圧のグラフは乱高下です。ま、ええけどなぁ。
女将は入浴中。
と、なんか様子が違う、外が明るい。
あらぁ、陽が当たっているんです。で、カメラをあわてて取り出し、カーテンを開けて、窓も開けてベランダへ出てシャッターを押しました。
どうですか?
明日になにかいい予感を与えてくれました。
ま、すぐ曇って、女将が風呂から出てきたときは陽はなかったけど。
で、また寝にくい夜なんです。これは夜中二時過ぎの眺めです。
どうも鳥取とは空気が違うようです。
つづく。