» 2012 » 4月 » 27のブログ記事

風呂に入って、入浴剤を入れて、かけ湯して、、、、外で女将が呼んでいる声。 「保科正之が始まるで。」 とは言え、すぐには上がれず。一通りの風呂の儀式を短縮して5分ほどで上がったのです。 なんていう番組か、先週は西郷隆盛をやってたと思う。 で、知らんかったが、今週は保科正之です。 幕末の会津藩の悲劇は誰もが知ってるんですが、その時の容保さん、殿さんの、いや、容保は養子で来たから直接は血がつながってないのですが、一代目の藩主です。 さらに三代徳川将軍家光の腹違いの弟になります。て、いうことは二代将軍秀忠の息子なんですよぉ。ていうことは、あの信長の姪であるお江さんの義理の息子となるわけです。秀忠もどえらいまじめな男なれど、さらに6歳年上の嫁のお江さんの監視下でこのような男児をもうけたのです。りっぱです。 いや、小説読んでください。とんでもなく面白いから。 この保科正之は現在の日本の政治を考えれば当然取り上げられる人物だと思ってたんです。 権力というものを手にしながらおごったところがない。とにかく民のことを考えた人でした。いやぁ、いるじゃないですか、センセイと呼ばれる本来先生でない人たち。なんか俗にいう権力の座に着くと言葉つきまで以前とは違ってくる。いやらしい。またその座を求める人がいます。みっともないですよ。 難しい言葉はあまり知らないものの、おもわず、仁とは、徳とはなどと考えてしまったりします。 ほんとは簡単。その馬鹿野郎に「あほたれ!」と言ってやればいい。でも、出来んで。 テレビ番組にもどります。 この保科正之をもっぱら書いているのが中村彰彦という作家で、たいしたものです。能力はぜんぜんちがうものの、でも、まあ、同じ年の生まれなんです、私と。えらい違いです。 この画像がその中村さんです。太ってるのは似てる。 動く画像を見て、その声を聞き、ああこういう人だったかと、納得しました。 以前その本を探すがブックオフにははなから無い。で、鳥取の定有堂書店に頼んで注文したんです。文庫も新しいもの買うと高いですよ。でも、読んだ後でさらに注文したのに出版社に在庫がないとのことで、どうも、静かに、たくさんの人に読まれているみたいです。 保科正之です。読んでみてください。

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