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春近しです。そんななかその他いろいろの最近の画像です。

「ろっぽうやき」です。

長い間焼いてる。40年くらいにはなると思う。

初代の祖父に「うまい菓子作ってみてよ。」と言ったらひょいと作ったのがこれ。

そのときからうまかった。

長い間、そう、一生やってる職人には勝てない。そのろっぽうの焼き姿です。

あ?春には関係ないか。でも今月3日に焼いたから。

5日の朝に撮ったもの。どえらい風だった。台風といったほうが正しい。そんな低気圧。

ついたてが倒れ、一斗缶がカラカラカラと音をたて、大気のなかで風は吠えていた。

春一番とは、ぜんぜん雰囲気が違う。

「ああ、ガラスを洗いたい。」と何度か聞いた。

昨日決行した。

そのぶん「ああ、肩が凝った。眠たい。なんでだろう。」と今日ぼやく。

店の前のななかまどがえらい吹き出した。

これって、命すごい。と思う。

パソコンの鬼。

と、見えたら一人前だ。

思い通りにいかぬからぼやく。

少しづつ進歩だ。

そう、信じよう。

弊店は和菓子屋だのに、肝心なことを、画像を忘れた。

婚礼に使うと菜の花の注文です。

婚礼の二人を象徴して紅白の蝶を配しました。

佐用着10:47。

まだ午前中の真っ只中。昼にはまだ遠い。

待合室には駅員はだれもいないでバックパックの若者が一人いた。ワシはトイレ。いやぁ、肌寒いです。

駅より出ると、なんとタクシーが数台待ってる。しかも寒いのに後ろのドアを開けたままで。客待ちですよ。でもどうなんか。大変だ。ちょっと大イチョウのことは聞きずらい雰囲気。

で、和菓子屋さんが店を構えるその駅前道路へ出ると、左右、人通りがない。

掲示板はないのかと探せば、ありました。大イチョウの写真も載ってる。ええがな。??

でも左右どちらへ行けばいいのか?遠くにどうも電気屋さんかなと思える店の前で車に荷物を載せて(?)いる人が見えるが声をかける距離にはほど遠い。まあ、たぶん、こちらだと智頭よりに歩くことになった。なに、時間はたっぷりあるし、乗りほうだいだわいと、気も大きいで。

決して広くはない道路だが歩きやすい。だって、車は、人は通ってない。おう、それでも、郵便屋さんをつかまえて聞いたんです。

大イチョウはどこだろう?と。そうすると、

「この道を、ずっと、それなりにずっと歩くんですよ。けっこうありますよ。そうすると右側に△△堂という和菓子屋さんがあります。左側には▽▽寺があるんです。それで、その和菓子屋さんの△△堂さんの横に小さな道があるからそれをあがるんですよ。」

とても親切に教えていただきました。とても親切です。

途中面白い家がある。古い町は面白い。この画像もきっとモダンだったと思いますよ。色つきガラスですよ。壁にしてもなまこ壁というのか金がかかってる。昔はこの地域の中心だったにちがいない。

まあ、こんなんもある。夕方だったらビール、酒飲みに寄ってもいいと思う。

さらにこんなのもある。鉄扉の窓。石造りかな。ごっついで。同じ建物をさらにもう一枚。

この間口の広さ。いやぁ大きな店です。屋号も右から書いてある。

さらに、、、、

こんな一般の家もあるでよ。たいしたもんだ。中を見せてもらいたいような気もする。

で、△△堂さんを見つけその古い建物に沿うて人一人歩ける狭い道を上がると、あった。これがそうだろうと大イチョウ。

なんのことはない、智頭急行㈱の線路よりで、スーパーはくとに乗ったときのも目にはしてるはず。

ほら大きいぞ。でも、そう、葉が一枚もない。そんな季節だわい。さみしい。

さらに道路を歩く。

これも全面ガラスですよ。こりゃあきっと当時としては新しいデザインだったと思う。

で、女将に聞いてみた。

「つぎの列車はどれくらい時間があるだいや?」

「ええとなぁ、12:18だけぇ、あと70分あるわいな。」と女将。

「70分て、ごっついあるで。そのあいだどうすっだいや?う~んんん。そいだけありゃあ隣の平福まで歩けるで。」

「そうだでなぁ。そうしようか。」

地図もなし、まあ、大丈夫だろうと平福駅まで歩きだしたのです。

老人夫婦が。

つづく

店舗補佐たおちゃんと次女Kの母子写真です。

母子草なんてのもある(父子草なんてのはない)し、昔から母と子の物語はありますが、子供を産んで慈しみとかが出来、深い女になるのかもしれない。

強くもなるし。

ほんとは男より女のほうが強いかもしれない。

昨晩からごっつい風です。

日本海を低気圧が通るから風が強くなるという予報。

台風だで、これは。

飛行機はもちろん列車も止まってしまい、各地で木が風で折れたりと、気候変動だゎ。

道路はさんだ近くの火伏神社の鳥居についてた「火伏神社」という額も落ちてた。

そんな4月3日8(火)です。

これまでくりまんじゅうやらカステラを焼き上げてきたオーブンですよ。

上段の下火が入らない。

温度調節機がこわれたんですよ。

花詩集という焼き物やってて下火が効いてないので気がついた。

で、修理をたのむと、そう、見積もりしたら、、、、

タカイ。だわいや。

で、治せるかもしれないという米子の業者へ電話してみた。

メールでここへ乗せてる画像を送ったんです。

さあ、治るかな?

もう17年一緒に仕事やってるみたい。

月日の流れる早さにはおどろく限りです。

このオーブンの前の昔のオーブンは昭和27年製だった。

温度計もついてない素朴なものだったが、それだけにダメになっていくさまが、変圧のところで火花が散ったりして、ダンマツマついうのか順々として、ああ最後が近いなと、だからこそ、大切に使ったものです。

さらに、メーカーが名古屋だと、熱田だとプレートに記してあったので、せめてそのプレートを、このオーブンはいままでがんばっていましたと、そんな気持ちで送りたかったものの、残念ながらその会社はわかりませんでした。

昭和27年というと、まだとても日本は立ち直ってない時期で、素朴な造りでした。

物のないその時期に一生懸命造ったという、汗を感じたオーブンでした。

今回のものは弊店に来たときは、そりゃあ嬉しかった。

温度計がついていて、調節が楽に出来る。さらにタイマーもついている。

嬉しさわかりますか?値段高いし。

思わず使った後に布で拭いたりしたものです。

17年前です。

息子が高校を出るころかな。

いろいろ大変な時期だった。

三毛猫もなかは見ていた。

見ているんです。

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