» 2013 » 12月のブログ記事
暗くなるとともに冷たい雨が降ってる。
昼12時ごろ四代目が工場の手前に来た音が聞こえた。
裏の入り口近くにいた女将が先に伝えたんです。
「テンが亡くなっただって。」
四代目は涙目になってた。
すぐに女将と30メートルほど離れた四代目の家へ、急いで行ったんです。
玄関開けて部屋のガラス戸を明けると、テンが寝ていた。
そんなふうな、いつものテンでした。
でもなぁ、呼んでも、さわっても頭をもたげぬテンさんでした。
前足を握って軽く振ってみても半眼の目を開いて、起きてこなんだ。
亡くなったんですよ。
キノさん(四代目の嫁、飼い主)が頭の近くに座ってた。
たくさんの涙をたたえて、きっとずっとなでていたに違いない。
「まだ暖かいだが、このへんも。」
ほんとに人のいい犬でした。
いつも尻尾を振って近づいて、嬉しくて興奮してた。
十数年四代目夫婦に飼われてた。
岩手生まれのラブラドールです。
大きい元気なオス。
キノさんと一緒に我が家へやって来た。
四代目の結婚式にも一役買って役目をはたしました。
それが、だんだんと歳とった。
人間なら百歳を越えてると四代目が言ってた。
耳が悪くなり、足もとぼとぼとなり、それでも我々の姿を見ると尻尾を振って嬉しそうにしていました。
先日も女将が云ってたんですが、四代目夫婦二人がテンをかかえて小便させていたそうで、でも出なかったとのこと。
小雨のなかですよ。
亡くなるまえに小便も我慢してたみたいで、たくさんして、キノさんが注射器で水を飲ましてやると飲んで、その後少し痙攣し、亡くなったようです。
飼い主の手の中でなくなったわけで、我々が見たときには安心したおだやかな表情で寝ていました。
テンも嬉しかったと思う。
尻尾はふらなかったなぁ。
とてもかわいがられて、大往生だと思います。
火葬して、庭に埋めてやることにしました。
一緒に散歩しておおきな太いうんこを拾ったりしたことを、いろいろ思い出します。
家族なんですよ。
今日の夕方四代目の意向でミーティングでした。
その後六時過ぎよりコップに酒を注ぎ、チンして、これ、いつものパターンです。
その酒を飲んで、次はウィスキーだとコップを持って母屋のほうへ行こうとしたその時。
「あんたぁ、なにしよんさるだ?お酒飲んだらいけんが!新班長になるだけぇ町内会の集まりに行かないけんが!」
「あぁ、そうだったな!」
と思ったんです。
で、定刻7時の5分前にズボンを履き替え公民館へ出かけたんです。
もうすでにたくさんの人が集まっていました。
色々話があって、弁当が配られた。
そうなんです。
私の前にも弁当が置かれた。
そして缶ビール。
と、「あの、今日は前役員さんだけだが。」
最初なんだか分からなかったんですが、あ、そうか!とわかった。
案の定弁当が足りない。
で、もちろん私の前の弁当をこれをどうぞとさしだすんですが、なんとも。
で、帰ろうとするんですが、隣に座った副会長のNさんが
「ウチに来とって遠慮するないや。それ、飲んでいけいゃ!つまみは、これ半分食べいや!」
と自分の弁当をさしだし言うんですよ。
他の役員さんもコップを私の前にだして焼酎と湯を注いでくれるんです。
町内会長も「これ、食べいゃ!」と自分の弁当を差し出してくれる。
でも、まあ来年の役員たる私には今日の出場権はないんで、それを飲んだら帰りました。
なんとも、居ずらい役員会でした。
で、暗い道を帰ってきたんです。
いやぁ、玄関の灯を点けっぱなしにしといてよかった。
そう思ったんです。
で、リビングでそう女将に伝えると、「え、え~っ!そんなぁ!うそ!」
「あぁ、ごめんな!ごめんなさい。」
めずらしいことですねぇ。
そのまま床にくずおれていました。
まあ、許したるか。
ようわからんが、時刻を記す印刷した用紙が工場にはぶら下がっているし、新しい副班長になる人も「何時だ?」と聞きに来ていたんです。
なんとも、、、、です。
今日焼きまんじゅう280個。
これはかなり手のかかる商品なんですが、このうち八十数個が失敗!
ほんとになんとも、です。
こんな失敗はかなり昔でないと、これほどのものはない。
師走だのになぁ。
ああ、あぁ、嘆息しかない。
そうなったものは、そうなっただけだ!くそ!!!
と、居直るのだ。
ところで秘密保護法案のことがテレビ、新聞に載ってますが、よくわからない。
なんだか反対の意見が、いや、私のところは朝日新聞をとってるんですが、新聞紙上はものすごい反対です。
なんかなぁ、鳥取選出の石破茂さんも反対のデモにテロと言葉を使ってこれも大騒ぎ。
なんかきちんと情報を流してほしいんです。テレビ、新聞そのほかの人たち。
それと、国防ということなんでしょうが、自分の国は自分で守ろうとするのが当たり前だと思うんで、次にアメリカとの同盟があるんです。
これまで日本という国は国民一人一人がよく考えて物事を処理してきたのかと疑問に思う。
誰かがやってくれると思ってるんじゃないかと思うんです。
まず太平洋戦争の敗北についての連合国の裁判。
これはこれなんでしょうが、日本人として、あの戦争はなんだったのかという事を考えるべきだと思うんです。
以前よりはそうではなくなりましたが、自衛隊を信用してない日本人は多かった。
これはきっとかっての軍部に繋がっている印象があったのでしょう。
そして、政治家も信用されていない。
福島原発の事故のときはあまりにお粗末な対応でした。
官房長官のテレビでのインフォメーションを聞いていて、これはひどいありようだと感じました。
後、分かったのは放射能の流れを予測するスピーディで分かっていながらですよ。
放射能の濃いところに非難した人たちがいたんですよねぇ。
ひどい話です。
案の定でした。
ところがアメリカに対しては情報を伝えていたとのことです。
日本人が日本の政治家を信用できないなんてなさけない。
さて、現総理はその職務に命をかけているようです。
そんな感じがするんです。
だが、どうなんだ?
わけくそわからんままに、たとえばブログ書いて、画像載せて犯罪人にはなりたくないぞ。
7日と21日に和菓子教室を予定してるんですが、その時の教材というか何を作ろうか、の試作をしたんです。
狙いは単純に正月に作ってもらおう、楽しい正月になればいいよなぁ、との、そのきっかけを和菓子で作れたらと考えたんです。
固いことは置いといて、とにかく楽しい正月和菓子です。
しかも家庭にあるような道具を使って作れる和菓子です。
まず、これ。
雪だるまに松竹梅。
この抜き型は、ほら、にんじんを梅やら、桜やらよくある抜き型ですよ。
で、冬は雪だるま、それにめでたい松竹梅をコラボするとこうなった。
誰でも作れる、家族に「ほら!」と出せば笑い顔、ってな感じ。
そしてもう一つは黄身しぐれ。
はは、いままで作ったことなかった。
あまりにも有名なまんじゅうですよ。
それにやはり松竹梅をからめるんです。
松竹梅を雪だるまに付けるように考えた。
が、これが調子悪いんです。
形にならない。
だもんで、たとえば皿の上に黄身しぐれをおきます。
その横に松竹梅を配置すると、、、これが、いい感じ。なんですよ。
どうですか?ちょっと気をきかして、黄身しぐれの割れたところから、たとえば緑の色が覗かれる。
そう、松を思わせる。そんな感じですよ。
同様に梅。
はじめてにしてはいい出来ですよ。
これでも時間が余るなら、生ものの「ザ・ワガシ」を作ろうと考えています。
さて、数少ないこのブログをご覧の皆様、特にもっと数少ない県外の皆様、この和菓子教室をきっかけにして鳥取へ来ませんか?
いまは蟹、松葉蟹の季節です。
冬の日本海も魅力あります。
参加者募集です。
ふふ、チャンスは前髪を掴め。ですよ。